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脇田郷 作業道モデル林
8月22日
午前中に、修理に預けていた林内作業車を京津畑へ運んでいただくことになり、現場へ降ろすために立ち合いました。
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うれしいです。
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午後からは、
以前、自伐型林業の研修場所として伐木造材や集材、作業道作りを行った、
一関市は脇田郷の研修林へ。
山の地質が固い岩盤だったために
作業道づくりに困難が生じ、
未完成のままだったのですが、
今回、奈良県吉野から作業道づくりの講師
清光林業の岡橋先生、
そしてアシスタントとして島根県津和野町から中村さんがお越しくださり、
5日間連日、作業に入ってくださる運びとなりました。
今回はバックホウと、
ブレーカーと呼ばれる岩盤を砕く用の重機、
そして土砂を運ぶためのダンプ式運搬車をレンタルして作業に入られました。
我々協力隊と、市民研修生の方々は見学と、運搬車で土砂を運ぶ役をさせていただきました。
切土を運ぶのに距離があるため、この運搬車があることで大量の土を速く運べるのでとてもはかどります。
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奥のバックホウで掘った土を運搬車へのせ、
その土(深土で固くなる、路面に適した土)を、弱い野ボク土の上へダンプ。
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これをブレーカーを装着したバックホウが
排土板とキャタピラでならし、転圧(路面を踏み固める)していきました。
また、ブレーカーで
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このような固い岩盤を砕き、
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細かく粉砕して運搬車で運び、作業道の低い箇所へダンプ、ブレーカーで転圧、という作業を行いました。
重機3台の三位一体となって、作業が進められました。
残り4日間、仕上がりまでの工程が楽しみです。
お疲れ様でした。