続 橋本光治先生に学ぶ作業道作り
7月26日
昨日に引き続き、今日も
自伐林業 壊れない道作りの
先駆者的存在である、
徳島県 橋本光治先生に直接、京津畑の林内にて作業道作りのご指導をいただきました。
今回もまた多くの発見、学びがありました。
以下、羅列させていただきます。
山側 切土の、際に生えた株は
むやみに抜根せず、障害になる部分を切り落として、株を活かす。
土留めの役割になる。
抜根した根は放置せず、土留め 路肩補強に使う。
根株を路肩法面(斜めの部分)に90度の角度で、長い根を山側へ差し込む形で埋める。
もし安定が悪ければ、補強のために丸太を路肩沿いに這わす。
硬い深土をわだちに均一に撒き、
谷から50cm内側まで、
わだち上をキャタピラをジグザグに走り転圧し、締め固める。
その後、道に対して斜めに前後に走らせ、路肩部と道の中央を転圧する。
このキャタピラ転圧を、光治先生はダンスする、と表現されていました。🕺
そして、仕上げに法面をバケットで転圧し(土羽打ち)、丈夫な路肩が形成されました。
根株を法面に90度に埋めるのが、
なかなか思うようにいかず、、
もっともっと訓練が必要です。。
雨の降る中での作業でしたが、
キャタ転圧したところは締固められ、頑丈な道ができました。
今回、とても貴重な経験をさせていただきました。
この環境は本当に恵まれているなあ、と。。
橋本光治先生、
機会を設けてくださった林政推進課の方々、
そして自伐型林業推進協会様、
ありがとうございました。