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橋本光治先生による、林内作業道作り

7月25日
自伐型林業の先駆け的存在の、
徳島県 橋本林業 橋本光治先生に
はるばる京津畑までお越しいただき、
直にご指導を賜りました。

雨の降りしきる中、
「新しく道を作る分には大丈夫じゃ」と、
京津畑の林内にて、水の排水方法や、
道の仕上げ方等を、
実演を交えてご指導いただきました。


ヘアピンカーブの入口
水をはかす為、ゆるやかな凹凸を作られました。

この道上にゆるやかな凸凹を作り排水する方法は、まさに目からウロコでした。⚡

今まで、僕自身 
道はまっすぐ平らでなくてはいけないもの、と思い込みが強かったので。。



カーブ入口手前に、丸太やぐり石を埋め込むことで
凸を作り、排水を誘導しました。


路面を平らにするために道の外へだしていた
ぐり石たち
このぐり石や丸太を埋めて、凸部を形成しました。

光治先生は、
「30年この方法でやってきて、今まで一箇所とも壊れたことはありません。」と話します。

他に、ゴム板を使って排水する方法もありますが、凍ってすべって危ないのと、コストがかかるので、この(石などを埋めて凸凹を作り、排水誘導する)方法が一番良い、とのことでした。

第2カーブの排水施工

凸凹を設けることで
カーブに向かって流れてくる水を、
道の外へと誘導します。

今まで、
しょっちゅう出土して邪魔扱いしていた
大小の石たちでしたが、、💧
この凸の部分の補強のために埋めて使う、
という重要な役割があったことに
初めて気がつきました!



伐倒
造材

つづいて抜根について。
抜根は、株の外から内側に向かって掘り進め、
右 or 左、片側をまず充分に掘り下げる。
そうすることで次に反対側、もしくは奥を掘る際の土の逃し場ができる。

根っこの下側にバケットをもぐらせる感じに掘り、バケットのてこの原理で持ち上げる。




…そうだったのか!!💡

と、新たな気付きが多く、
とても勉強になりました。

京津畑にて、明日も研修は続きます。🌳🌳

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