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京津畑100ヘクタールの広葉樹林🌳

7月20日

京津畑集落の山に、昭和40年代に神奈川は横浜の建設会社 馬淵建設様 が購入された、約25m×4km、およそ100ヘクタールの山が当時の手つかずのまま、残されていた森がありました。

そして今回、なにかに活用してもらえれば との馬淵建設様のご厚意を賜り、
今後何か京津畑集落をあげて活用する方法を話し合うため、
今回京津畑の山がっこにて会合の場が設けられました。
会合には、馬淵建設様、日本野鳥の会様、京津畑自治会、一関市林政推進課、岩手県環境保健研究センター様、イヌワシ調査員の方、
林業従事者、樹木医の方、そして今回の会合の場を設けてくださった(一社)東北地域環境計画研究会様と、沢山の方が見えられました。

 イヌワシの保護、環境保全に尽力されている、東北地域環境計画研究所様の案内のもと、実際に森に立ち入り観察しました。


様々な種類の木々が見られます。
下層植生に笹が。
笹がはびこるところは木々が新しく生えづらい環境です。

およそ50年、手つかずの森は広葉樹が生い茂り、心地よい森となっていました。


この辺りには、絶滅危惧種のイヌワシの生態が確認されていて、イヌワシの餌狩り場として活用するため、

⦿等高線上に列状に間伐をする。

⦿イヌワシの餌となるノウサギを増やすため、傾斜地に野ウサギの小屋を設置する。
ノウサギはひこばえをエサに好む。

⦿50年生を超えたナラ類はナラ枯れ病で枯死するので、予防の為単木的に伐採し、若返りを図る。

とのアドバイスをいただきました。

今後イヌワシの保護を主に、さまざまな森の活用方法を検討していくこととなりました。

観光今後環境省が勧めている 「自然共生サイト」 への登録も案として挙げられています。


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