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道の駅だいとう 説明会

2月20日

午前
京津畑 山がっこにて、協力隊ミーティングを行いました。

3月20日に控えた、一関市地域おこし協力隊発表会で、我々自伐型林業チームがスライドで発表する内容のすり合わせと、大まかな流れについて話し合いました。

先日老人クラブで発表された丸谷留奈さんの
スライドをもとに

それぞれの情報共有と、スケジュール調整を行い、解散しました。


夕方17時からは、大東町摺沢にある
大東市民センターにて、
渋民に新しく開業する
道の駅 だいとう の開業に向けた説明会・講演会に参加しました。


道の駅だいとうの概要説明ののち、
特別ゲストとして、
新潟県阿賀野市 道の駅あがの の
駅長を務める、坂井文さんによる講演を拝聴しました。

坂井さんは、全国21人の公募の中から駅長に抜擢され、令和4年のオープンから現在まで、地域資源を活かした商品開発や販路開拓に取り組まれる、
新潟県地域プランナーとしてご活躍されています。

今回、その公募の際にご自身がプレゼンテーションされた様々な企画について、お話いただきました。

道の駅あがの は、近くに激安スーパーが2軒、コンビニが3軒という立地にあり、また冬に農作物がないといった条件下で、1億の売上をあげなくてはいけない、という大きな課題がありました。

そのため、スーパーでは買えない、といった商品を並べるために、
タイ産直の無農薬バナナや、冬の時期には種子島からスナップエンドウを、
また千葉から人参を仕入れ、販売することで、お客さんのニーズに応えるよう、努められたのだそうです。

何よりも、まずは集客が大切です、と坂井さんは話します。

ただ、地域の方々からは初めは批難され、ご苦労なさったそうです。

地域の方々の様々な声をまとめるのが大変で、
地域の方々にファンになってもらうことが、遠方の方々よりもむずかしいのだそうです。

地域外の人の意見も重要、
とのことでした。

生産者さん達と共に地域づくりをしていくため、
道の駅とのコラボ商品の開発や、
売れ残った野菜を道の駅が買い取り、加工・飲食に使用したり、
契約農家さん達のお米を期間毎に分けてレストランで使用したり、
SNSの更新を毎日行って生産者さんの商品をPRしたり、と尽力されています。

また、スイーツのフェスタやオーガニックフェスタ、子どもの絵本読み聞かせイベント、発酵イベントや沖縄特集、子どもとお母さんを対象とした節分イベントなどなど、様々な催しを企画され、集客されています。


オーガニックフェスタではなんと
一日1万2千人もの集客があったそうです。(!!)


そして今では、年間4億6千万円もの売上をあげる道の駅となり、成長を続けられています。

最後に、坂井さんは 
(道の駅は)
地域づくりと事業の両輪を回すことで成り立ちます と締めくくられました。


道の駅だいとう が活気あふれる場所となりますように。









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