インクルーシブな社会について
最近受けた授業で興味深い言葉がでました。
それが「インクルーシブな社会」という言葉です。
インクルーシブとは日本語で「包摂的」という意味で簡単に言えば「差別などがない多様な人が生きやすい社会」という意味です。
さてここで今の日本はインクルーシブな社会と言えるでしょうか。
答えは人それぞれだとは思いますが僕の答えはノーです。
つい最近まで有名だった差別問題はBlack Lives Matter運動でしたが、差別問題は日本でも他人ごとではありません。
今でも問題になっているのは男女間の差別問題。セクハラ・パワハラなどは今でもメディアに取り上げられるくらいまだまだ改善すべき問題です。
差別だけではありません。障がいを持った人もまだまだ不自由な生活を送っているのが現実です。
その授業では今生きやすい環境の人はたまたま生まれた環境が自分の特性にあっていて、生きにくい(社会の抑圧を受けている)人はたまたま自分の特性にあっていない人だと。
僕は自分の特性にあっている人だけが生きやすい人生で、たまたま自分の特性にあっておらず不便を感じている人が生きにくい人生など理不尽だと思いました。
これを無くした誰もが生きやすい社会をインクルーシブな社会といい、教育に関わる人からしても必ず実現しなければいけない問題だと考えています。
発達障害だから求めている教育をしてはいけない。身体障害をもっているからやれることが限られてくる。このような社会が異常な社会になるように前回も述べたようにやりたいことを個性を生かしてやれる社会になるといいなと思います。
自分が教師になったときに少しでもこのような社会に近づけられるように今は勉強に励みます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
*ここでの文は個人的見解です。
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