「兎角に人の世は住みにくい」
「シャワーを浴びながら考えた」という書き出しで今日のnoteを書こうとした。しかし、違う話題が浮かんでしまったので、今日はそちらを書こうと思う。
私は漱石の『草枕』の冒頭、主人公が山を登るシーンがとても好きだ。
去年コロナ禍の初期、巣籠に飽きて初夏の河原を散歩しながら山を眺めていたときを思い出す。浮世を離れ、自然の一部であることを意識する。
この経験から、「自然半分、人間半分」というのが私のモットーになっている。
最も、この言葉は養老孟司からの受け売りだが。
街の中、人の