おかえり私
年が明けて、早くも一ヶ月が終わりそうな気配がしてる。相変わらず体調は悪かったり良かったりしているけど、ぼちぼち私の毎日を過ごせているのではないだろうか。
水が冷たくて洗い物をするのが嫌だったら、給湯器をつけてお湯を使えばいいことに気づいた。
喉が渇いたり頭がいたかったら水分を取ればいい。最近は白湯ばかり飲んでるけど、今風にいうと「白湯しか勝たん」くらい白湯しか勝たん。
機嫌が良くない時はだいたいお腹が空いている。別に米と納豆があれば大抵の時は私は満足するらしい。お皿洗いができるようになったら、ご飯を用意するようになった。それか眠いので寝る。
寒さや気候や疲れで頭痛がして気持ち悪い時は、温泉タオルをレンチンしてホットタオルを作ればいい。毎回、頭と首の冷えと固さにびっくりする。ホットタオルは自律神経と心に効く。おでこに冷えピタを貼って首にホットタオルを当ててぼーっとできれば最強。
寒くてどうしようもなかったらお風呂に浸かるのが一番いい。後頭部を温めると世界が変わる。
そんな感じで、まあ体調は良くないなあとは思うけど、症状にどっぷり浸かって「まただ、ツライ」とその場でもがき苦しむだけじゃなく、その時なりにひとつ行動をとってそこから抜け出そうとすることができるようになった。
わたしが分からないわたし、ということでこのnoteをはじめたのが一年前くらい。最近は随分、わたしとおしゃべりすることが増えた。わたしの中にわたしがいるな、と感じる。
おしゃべりできるようになったら、いやいやそんならあれしてみれば、とか、寒いんなら風呂入るか、とか、とにかくその時々にアクションできるようになった。
寒い、だるい、ツライ、ていうかなんでこんなにツライの?
みたいな押し問答でずぶずぶひとりで闇落ちすることが減った気がする。
うつうつとしたり動かなかったりして、またかーと思うことはあるけれど、嫌なことは嫌だし、好きなことは好きだし、どうでもいいことはどうでもいいし、とにかくわたしの中にわたしがいる気がする。
どうでもいいことはどうでもいい、って、結構大事な感覚だ。それもわたしの声なんだな、と。それは取り戻してから気がついたことのひとつ。
なにがきっかけで、どういう変化で、なにがどう良くなったのか、いまいちわからないけど、わたしの中のわたしに会えたら、まあ、大抵のことはなんとかなるかなという気持ちになれたのは事実だ。
うまく言えないけど、ずっとどこにいたのかな、待ってたよ。おかえり私。