RAGE

幼い頃から抱き続けた感情
これから先もきっと消えることはないだろう。
不条理な他者。
理不尽な世界。
なによりもその中に在る自身に。

この命に炎が灯される限り、
その燻りは絶えることはなく

いつか抑え続けることがかなわなくなり
この魂を焦がしてしまわぬよう
これから先も向き合い続けることを
余儀なくされる。

苦痛である。

だからせめて

その悲鳴で


鎮めさせておくれ。