鬼
『おまえは幸せにはなれない』
仮面の男は
そう言われた。
『今までおまえを幸せにしようとしてくれた人
どれほどの人を傷つけてきたか
もう忘れたのかい?』
『それなのにまだ幸せになれると
ほんとうにそう望むというのかい?』
『誰しもが幸せになれると思うなよ』
『おまえの残りわずかな寿命で
またその機会が与えられると思うのかい』
『今まで散々踏みにじってきたおまえが
今さらまた手を伸ばそうと
醜く足掻こうというのかい?』
『もう諦めたらどうだい?』
『せめて人並みに生きてその時間を
全うした方が楽だと言うのに』
仮面を脱いだ
彼はこう返す
俺の幸せを
あなた如きの価値観で語らないでおくれ
可能な限り、、、卑猥なことに使わせていただきます!(>_<)