【MBTI】ESTJによるESTJの手名付け方講座
はじめに
ESTJとは。
主機能Teをふりかざし、ありとあらゆる世の中のマジョリティや一般論を自分と同化させる、いわば「常識人」である。しかしそれが極端でありすぎるためにマイノリティへの対応の難しさや固定観念の強さは非柔軟と同義でもある。
漢字一文字であらわすなら【 真 】。
「真」面目で、「真」っすぐで、良くも悪くも「真」実を好む。つまり変な歪曲や思い込みがなく遠回りをしない。
そう、実はすごく単純でもあるのだ。
ネチネチした関係を好まず、何かあっても謝って和解すればあとには引かない。(というか、そういられるように努力をするし、それを苦だと思わない)
目の前の事実を重視し、見たり聞いたりしていないことを憶測で決めつけることがない。
さっぱりとした人間である。
そんなESTJと仲良くなりたいと思ってくださるみなさまへ、どうもありがとう(照)
友だちの場合
定期的に会おう。
ESTJは目的のないLINEのやりとりが苦手。
「今度また飲み行こうね!」
これではダメですね。
「来月飲みに行こうよ。いつ空いてる?」
これですこれ。
予定はサクッと決めよう。あわよくば時間と場所も同時に決めてしまおう。あなたが頑張って決める必要はない。流れに身を任せればESTJは勝手に決めるし、むしろそれを喜んでやるはず。
もしくはインスタのストーリーとかツイッターとかはコミュニケーションに使いやすい。もっともESTJの更新率は低い可能性が高いですが… 投稿にリアクションや返信があると意外と喜ぶ生き物だったりする。これは目的がハッキリしない連絡の中でも、ある程度目的がわかることややり取りの終わりのタイミングを気にしなくていいというところにある。(ここでいう「目的」は該当の投稿であり、LINEと違って急に終わらせても違和感が少ないため。)
仕事の場合(上司・部下)
時間、ルール、スケジュールの厳守、即レス
これができていれば最悪結果が出ていなくともよしとされる。これらの順守がESTJにとって信頼関係構築の土台だからだ。
もちろん結果が出ている人に対しては信頼しているが、結果が出ていない人の場合は「自分がなんとかしてあげなければ!」という気持ちに駆られる。そうやって、誰かの面倒を見ることでその人から頼りにされることもまた、ESTJにとって居心地のいい関係である。
逆に言えばこれと真逆のタイプは難しい。
「ルーズな上に結果も出さない」は論外だが、「社内ルールを守らないが結果を出している人」というのが実はもっとも苦手な対象である。
過程は見るもののやはり結果主義ではあるので、「なんなの…?」と思いつつも、結果が出ている以上は小言までは言えないので、モヤっとした気持ちを抱えて接することになりやすい。大人な接し方はできても、まず仲良くはなれないので要注意である。
「さすが!」
「◯◯さんがいたから助かったよ!」
このあたりは特にESTJが喜ぶ褒め言葉。
ぜひとも存分に使ってあげてください。
緻密な計画によってプロジェクト遂行することが好きなので、それを評価されると嬉しくなる。
つまり、ESTJが計画したプロジェクト通りに動いてくれる人たちのことも大好きである。
また、自分の意見を伝えてくれる人への好感度も高い。ESTJは強い口調になりがちだが、その本質は社内の一貫性やプロジェクト成功を思っての発言であるため、「これはこうしたほうが効率がいいのではないか」というような他者意見はかなり喜んでくれるだろう。
(ただしそれが的を外しているとピシャッと砕かれる可能性があるので耐性がないとキツいこともあるかもしれない…悪意は全くないしもちろん嫌ってるわけでもないです。。。というかなんなら意見が違っても意見をくれる人に対しての好感度は高いので厳しいこと言いながら内心喜んでるんです。。。わかりづらいだろうけど。。。)
恋愛の場合(恋人・好きな人)
価値観を尊重しよう。
世の中の一般論を自分の気持ちや意見と同化させる傾向があるので、ESTJの意見は良くも悪くも突拍子のないものや変化球にはなりづらい。つまり、自分の意見に賛成してくれる人間=常識のある人 と捉えがちなところがあり、そんな常識人を特に好む習性がある。
変化球が苦手なために起こる問題、それが
「サプライズが好きじゃない」ということ。
想定外の予定というものが苦手なので、
全くのサプライズで何かを用意してしまうと、受け取った時に喜ぶよりまずは困惑してしまう。
例えば、ESTJの誕生日にその恋人が、部屋に飾りつけしてバースデーケーキや豪華な食事を用意して待っていたとしよう。
ESTJが仕事が終わって家に帰り、「誕生日おめでとう!」と笑顔で出迎えてくれる恋人とそのために準備された家の中を見た時に心の中で0コンマの刹那の時間で思うことはこうだ。
「今日平日なのに…この飾り片付けるの時間かかりそうだなー、、」
「ご馳走あるなら昼軽めにしてきたのに普通に食べちゃったなー…」
「帰宅したらすぐお風呂入ってゆっくり何か食べながらちょっと仕事しようと思ってたけど…この場合の今晩のスケジュールはどう修正すれば…」
というのを、言葉にまではしないものの顔には出てしまうので、喜んでいないようにも見えてしまうだろう。両者ともに悪意がない故に悲しい結果である。
ESTJは計画外のことが起こることが何よりストレスなので、喜んでいないというよりは、それ以上に困惑が表面にあらわれてしまうというのが正しい。
「今度の誕生日は誕生日サプライズがしたいから、おなかをすかせて帰ってきてね!」
詳細までは言わなくていいので、せめてだいたいの予定感がわかるとずいぶん違う。ESTJにはサプライズの日を十分に喜ぶための時間と事前告知が必要である。
これはデートの場合でもそうで、1日予定のデートであれば、
今日はどこどこにいく(お店の場所が決まっていなければ駅や路線だけでも)
何時くらいに帰る(夕飯を食べるか食べないかなど)
このあたりの詳細事項が事前に決まっていることほど安心することはない。恋人に対しては特に信頼できるかどうかを優先順位高くしているので、これはESTJが感じるパートナーからの愛情表現でもある。
そのほかに
時に厳しいことを言うもののそれは愛ゆえだったりする。人の感情には極めて鈍感だが、それは自分の感情に対してそうだからであり、そこの知見に対して無知なだけなので、
「言っていることは理解できるんだけど、その発言は傷つくよ。」というように、
理解を示しつつも自分の気持ちを伝えるだけで円滑な関係がつくりやすい。ESTJからしたら目から鱗である。「え、あ、そうなの?ごめん。」
察することが苦手な反面、学習能力は高いので、一度伝えれば同じ失敗をすることも少ないだろう。その際に具体的な気持ちや解決策を教えてくれると、より一層絆を深めることができる。
ESTJは大変義理堅いので、一度仲良くなればそのあとは基本的に何があっても助けようとしてくれる。友だちとしても、仕事関係でも、恋人や伴侶としても。誠実で信頼のおけるESTJはかなり有料物件なので手なづけると手放したくなくなること間違いなしです!!
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