【大人の教養シリーズ】雲の種類
みなさん、こんにちは。
空を見上げると、さまざまな形や色の雲が広がっています。雲はその発生する高度によって分類され、それぞれが異なる天気の兆しを示しています。今回は、代表的な雲の種類とその特徴についてご紹介します。
上層雲(高度5,000~13,000メートル)
巻雲(けんうん): 筋状の薄い雲で、晴天の兆しです。
巻層雲(けんそううん): 空全体に広がる薄い雲で、天気が崩れる前兆となることがあります。
巻積雲(けんせきうん): 魚のうろこのような形状の雲で、天気が変わる前兆です。
中層雲(高度2,000~7,000メートル)
高積雲(こうせきうん): 小さな塊状の雲が集まった形で、「ひつじ雲」とも呼ばれます。
高層雲(こうそううん): 空全体を覆う層状の雲で、太陽の光をさえぎります。
乱層雲(らんそううん): 濃灰色の層状の雲で、雨をもたらします。
下層雲(高度2,000メートル以下)
積雲(せきうん): 晴れた日に見られるふわふわとした雲で、「わた雲」とも呼ばれます。
層雲(そううん): 地表近くに発生する灰色の層状の雲で、霧に似ています。
層積雲(そうせきうん): 白色や灰色の大きな雲の塊が集まり、空一面を覆うことがあります。
積乱雲(せきらんうん): 夏の晴れた日に見られる大きな雲で、雷雨を伴うことが多いです。
これらの雲の種類を覚えると、天気の予測に役立つことがあります。次回、空を見上げるときには、ぜひ雲の種類を観察してみてください。新たな発見があるかもしれません!
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