断捨離をしたその後は?
こんにちはー
おそうじインストラクターのKyoukoです。
"断捨離"が流行ってますね!
家にいる時間が増えて、自宅と向き合わざるを得なくなったのですね。ウンウンわかる
ゴミ収集センターやゴミ関係の業者さんには、誰も頭が上がらないです。
さて、断捨離をした後、
「どうしまうか」「どう暮らすか」に悩む方が多いようです。
そこで、私が実際にやってきた方法をご紹介します。
①モノのしまい方が分からなければ、いつもの生活を考えてみる
昔、私は自分が家のどこにいていいのかが分からなかった時期がありました。
小学生の頃は自分の部屋に自分のものがあって、お風呂に入る時は服を持っていって、洗濯機に自分の服を入れて…だったものが、
一人暮らしになったり、誰かと暮らしたりするうちに、自分だけのモノから誰かとのモノが増え、これは誰のどれかわからない曖昧な状態になってしまうことで、家の中で迷子になったりします。人も、モノも。
これは、頭の中が整理できておらず、注意散漫な状態です。まず思考を整理することから始めます。
思考を整理するには、
①普段の生活や行動を思い出してみる
といいと思います。
⚫︎普段自分がどこによく居るのか
⚫︎どこで何をすることが多いのか
⚫︎ムダに行ったり来たりすることはあるか…
に気づくためです。
そのあと、
②行動パターンでわける
③人物(おじいちゃん、お母さんなど)でわける
といったやり方をします。
【考え方⑴】
例…トイレットペーパー
使う場所…トイレ
ジャンル…消耗品
場所…買ってきて置く場所と使う場所の間
のように、
消耗品など入れ替わりが激しいものは、買ってきた後のことも考えます。
これは行動でわけるパターンですね。
買ってきて、そこに置いて、実際使うまでに、ラクに使える場所はどこだろうか??という風に考えていくと、ものの置く場所が決まりやすくなります。
【考え方⑵】
例…おじいちゃんの下着
着替える場所…ベッドの近く
使う人…おじいちゃん
ジャンル…よく使う衣類
洗濯物を畳む場所とベッドの間にしまい、おじいちゃんが自分で取り出しやすい高さや場所に置く。
というように、人物でわける時もまた、行動から考えていきます。この例は、自分で着替えることができる方で、でも腰をかがめるのは辛い。なおかつ、下着なので、洗ってはまた片付けるという、入れ替わりが激しいもののジャンルですね。洗って干して片付ける人が別ならば、両方の意見を取り入れていきます。
見た目も大事ですが、使いやすく、暮らしやすくなければ整理をする意味がありません。
不便は急に思い出せないので、メモっておく
②捨てた物をまた買ってないか
断捨離をしたあとに注意するのは、スッキリ感と引き換えになった、ポッカリ感です。
断捨離をしたあとに、長続きしない人は、空いた空白を埋めようとしてしまいがち。
【こんなパターンはありませんか?】
断捨離アドレナリンぶあああ〜!で捨てまくる
⬇︎
あースッキリしたー!
⬇︎
収納が寂しいね
⬇︎
断捨離したんだからちょっとぐらい買ってもいいよね
⬇︎
テレビでDIYやってるよ
⬇︎
100均でアドレナリンぐわあああああああ
⬇︎
なんやかんや忙しくてまたゴミになる
⬇︎
いつのまにかモノだらけに
これは、ダイエットと同じことで、今日はたくさん運動したんだからたくさん食べてもいいよね!ビールガブガブガブ〜!ラーメンずるる〜
のパターンに似ています。
捨てている時と買うときのテンションがまた違うため、同じモノを買ってしまったり、あるのに二重買いしてしまったり。
断捨離直後のショッピングはキケン⬆︎
③結局どうしたら一番いいのか
大事なのは、断捨離をするスピードを落とすこと。つまり、脳をだましながら、ゆるやかなスピードで「捨てる」「買いにくい」身体にしていくことです。
筆者が常日頃言ってることは、とにかく一気にやらないということ。
ものが増えたのも、『気付いたら』なっていますよね。それと同じで、一気に増えたわけでもないものを、一気に減らすのはかなりキケンなんです。
台所なら台所、洗面所なら洗面所の下だけ、と、長い計画を立て続ける。
掃除や片付けには終わりはありません。
どんな大金持ちの人も、自分のカバンの中身ぐらいは整理しています。
私理論の中には、体や歯を磨くのも、自分自身の手入れなので、“掃除”に入る行為です。
①いらないものを減らし
②なくなった生活に慣れ
③これ以上増やさない練習を
④ちょっとずつ1年かけて行う
いきなりの変化を望むのが人間ですが、ひとつひとつ確実にこなせそうなゴールを設定し、クリアーしていく方が、実は遠回りに見えて近道なのです。
人生は、マリオと同じ。
ではまた!
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