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みんなの好きな絵本を知る

最近入ったとあるコミュニティの雑談で、絵本(~児童文学、YA)について盛り上がることがありました。
みなさん、幼いころから好きな本や、大人になってからより良さが分かった本などを紹介されていました。

私は本に関わる仕事をしてはいますが、まだ4年目で知識はまだまだ。
ということで、コミュニティで上がっていた本を調べてみま~す!

注:書き終わった後、上に戻ってきましたがクソ長になってしまいました。

私が好きな本

自分でコメントした本もあります。

『もりのなか』は短大時代に読み、好きになりました。
まじょ子は小学生時代にずっと読んでいました。作者の藤真知子さんは今は別シリーズ『まじょのナニーさん』を書いています。

小学生の頃はほかにも『きいろいのはちょうちょ』や『怪談レストラン』を読んでいました。


読んだことのある本もあった

当然ですが、読んだことがあったり、知っている本もありました。

『なんでも魔女商会』

1巻が2003年に出版、最新刊の28巻は今年の1月に出ています。
結構長いんですねえ。
お話は、魔法を使わずに心を込めて服のリフォームをする魔女シルクと、森の中でこのお店を見つけた少女ナナが、森の仲間からの注文を工夫してこなしていくという内容。
作者のあんびるやすこさん、『ルルとララ』や『魔法の庭ものがたり』、『ムーンヒルズ魔法宝石店』も並行して書いているのすごい。

そして、8月28日まで、兵庫県明石市の明石市立文化博物館で展覧会が行われるそうです。

『ふたりはともだち』

がまくんとかえるくんのやつ。2年生の教科書にも載っている作品です。

なかよしのがまくんとかえるくんの日々のエピソードがほのぼのしてていいんですよね。
シリーズなんですが、最近その全作品を収録した本が出版されていました。
分厚いです。

『からすのパンやさん』

少し前に「かこさとしの世界展」に行ったので印象深いです。
からすのぬいぐるみも売ってて買っちゃったんだよな…。
今は東京と岡山でやってるみたいですね。

『あおくんときいろちゃん』

『スイミー』や『フレデリック』のレオ=レオニ…色遣いがいつも最高なんですよね。
これも色の塊なのに、感情があるような、キャラクターのような感じがしてくるからすごい。

『あきらがあけてあげるから』

公式というか出版社のページなんですが、ヨシタケシンスケさん本人の読み聞かせ動画とかあってすごいなあ。
リアルの知り合いや上司は『にげてさがして』がいい!と言っている方が多かったです。

こちらは、「(つらい状況から)にげてもいいんだよ」「にげた先で得られるものもあるよ」というメッセージがこめられています。

『三びきのやぎのがらがらどん』

絵本の中ではもうトップ人気ですよね。
ノルウェーの昔話です。ヤギが橋を渡ろうとすると、下に住んでいるトロルにでくわしてしまい…という内容。
大型絵本も出ていてすごいよなあ。

『バムとケロ』

と、『かばんうりのガラゴ』も同じ作家さんですね。
作者さんが海外にいらっしゃったらしく(今も?)、絵柄は確かに海外っぽいかも。
子どもたちにも人気の絵本です。

『くれよんのくろくん』

カラフルなクレヨンたちが箱から出て、みんなで絵を描き始めますが、くろくんだけは「きれいな絵を黒くされたら困る」と言われて仲間外れにされてしまう。そこに、シャープペンのお兄さんがやってきて声をかけてくれる…。
どんな人や物でも、居場所や活躍できる場はあるんだな…と思える本。
仲間外れもよくないね。

『てぶくろ』

ウクライナ民話の『てぶくろ』。
どんどん動物たちが集まってきて、手袋に入れて!って入ってくるおはなし。

ギャグマンガ家・漫☆画太郎さんが絵本作家名義「ガタロー☆マン」として書いているこんな本も出ている。こっちはまだ読んでないな…。

『おしいれのぼうけん』

「怖いけど印象に残っている」というコメントがありました。
今なら先生に怒られて押し入れに閉じ込められるなんてないんでしょうが(当時もないかもだけど)、それはそれとして、大人になった今読んだら見方が変わりそうだなあ。

『くまのがっこう』

かわいい~~~~~!!!
私は『ジャッキーのクリスマス』が好きです。

文の担当をされていたあいはらひろゆきさんが最近亡くなられましたね…。
素敵な文章を書かれるお方で…。
まだ60歳だったとのことで、本当に悲しいですね。


読んだことない本

不勉強なもので、題名さえ知らぬという作品もありました。
でも、みなさんがおすすめするということは素敵な本のはず…!

『くまのテディ・ロビンソン』

福音館書店ですが、絶版で、アマゾンでも価格が少し高めの中古って感じですね。
図書館になら置いてあるところは多いかもしれません。
内容は、少女デボラとくまのぬいぐるみテディ・ロビンソンの日々の冒険、ということです。
面白そう~~~復刊して~~~!

『だいちゃんとうみ』

絵がめっちゃいいですね。
だいちゃんは、夏休み、海の近くに住むいとこの家に遊びに行って、漁師さんとのやりとりや釣りなどをして過ごす。
夏休みに海辺の生活めっちゃいいな…。

『そらまめくんのベッド』

福音館書店が3連続。強いなあ。
これは題名を知っているけど、読んだことないなって思ってたんですけど、なんか2,3年前に読んだわ。思い出しました。
たからものの大事なベッド、誰にも貸してあげない!って言ってたらある日急にベッドがなくなっちゃって…というおはなし。

『ジャイアント・ジャム・サンド』

400万匹のハチの大群が村へ押し寄せてきたため、退治するためにみんなで話し合い、でっけージャムサンドを使った作戦を思いつく。

でっけージャムサンドってめっちゃいいな。ビッグじゃなくて「ジャイアント」なのもいい。

『ぐるんぱのようちえん』

ひとりぼっちのゾウ・ぐるんぱは働き者ですが、作るものが全部大きくなってしまうので、うまくいかない。そんなとき、こどもがたくさんいるおかあさんに出会い、こどもの世話を頼まれます…。

めっちゃ私が好きそう。ぐるんぱかわいい。

『こころから あいしてる』

コグマのポロは、ママに「こころからあいしてる」と言われます。「こころからって?」とママにたずねると…。

絵がふわふわでかわいすぎる。この本を読んだら心あったまる自信があります。

『14ひきのひっこし』

これも人気ですよね。地味に読んだことがなかった。
あさごはんとかさむいふゆとかも見かけたことがあるな。
これも絵が暖かくて愛らしいですね。
英語版も出ている。

『しょうぼうじどうしゃ じぷた』

はしご車とか救急車とか、大きくて立派な働きをする車たち。小さな消防自動車のじぷたは「ちびっこ」扱い。でもある日、山の中で火事が起こり、出動することになったのはじぷたでした。

はたらくくるまの中でも「消防自動車」っていいですね。話の展開もいい。

『きょうはなんのひ?』

朝、学校に行く間際、まみこがおかあさんに「きょうはなんのひだかしってるの?……しらなきゃかいだん3だんめ」と言って出ていきます。おかあさんが階段を見ると手紙が置いてあり…。

手紙に次の場所が書いてあって、最後には…という感じらしい。
絶対これすき。読みたい。

『カングル・ワングルのぼうし』

タイトルの字のデザイン良すぎだな。
あらすじとしては、一人ぼっちで淋しいカングル・ワングルがかぶっているキレイな大きな帽子に住みたくて、いろんな動物がやってくるといった感じ。
面白い色遣いだな…。

『太陽へとぶ矢』

インディアンたちに伝わる伝説をもとにした絵本みたいです。
ほんとはあんまりよくないかもだけど、画像検索してみてほしい。
私はそれでよけい読みたくなりました。

『わたしのワンピース』

絵を見たことあるかも!
空から落ちてきた白い布でワンピースを作り、花畑を通ると花の模様に、雨が降ると水玉模様に…というおはなし。
めっちゃファンシーだ!かわいい…。

『大きい1年生と小さな2年生』

からだが大きいのにあまえんぼうの新入生まさやと、小さくても勝気でしっかり者の少女あきよの友情、とのこと。
この絵も見たことある気がする。
私も背が小さかったんで(今も)、共感できそうだな。

『きみはおおきくてぼくはちいさい』

多分これであってると思いますが…出版社が統合・社名変更で公式がなかったんですが、アマゾンはこれ価格高いよね?多分。

動物の国の王様のライオンとひとりぼっちの小さなゾウ。ゾウはだんだん成長して王様のライオンより大きくなります。その時王様は…。

「TRC MARC」の商品解説

油絵で描かれているらしくて、色使いとか面白そうだなあ。

『ことわざ絵本』

五味太郎さんいいよね。
これは右のページに本来の、昔から伝わることわざ。
左のページに、五味さんが考えたユニークなことわざ。
という構成の絵本です。
絶対面白いじゃん。

『にゃんにゃんにゃんこ』

懐かしすぎでは?????
サンエックスのキャラ好きなんですよね。絵本も出てたんだ。

にゃんにゃんにゃんこのHPあった。
にゃんこ飯店のカップとティーポットがかわいい。もう手に入らないかなあ。

『おくりものはナンニモナイ』

何でも持ってる友達を喜ばせるようなプレゼントって何だろう…?思いついた贈り物とは?

ネコの絵、かわいすぎ…。
プレゼントって難しいよね。

『ちいさいおうち』

これもめっちゃ有名なはずなんだけど読んだことなかった。
静かな田舎にちいさいおうちがあったんだけど、だんだん道路とかビルとかできていって…。
都市開発とかされるけど、そのまま保ってもいいんじゃないかっていう部分もあるよね。

『どろんこハリー』

お風呂ギライのいぬ、ハリー。ある日、お風呂に水を入れる音を聞いて逃げ出して、少しして戻ってきますが…。泥だらけ、すすだらけで気が付いてもらえない!というお話。
私もお風呂入るまでに時間かかるタイプだからハリーのことなんも言えん。
地味に『うみべのハリー』と『ハリーのセーター』っていうのも出てるんだ。ハリーかわいいな。

『コッコさんのおみせ』

コッコさんてこの女の子なんですね。
おはじきとかおもちゃを使った料理やさん(ごっこ)を始めたけど、誰も来てくれなくて、声をかけに行くけど…というお話。
すごい色が鮮やかでいいな。

『どんなにきみがすきだかあててごらん』

これも見たことがある。
思いの深さをくらべっこだって…。
ほっこりかわいいんだろうな…。

『のはらひめ』

お姫さまになりたい女の子まりのところに、ある日「おひめさま城」からお迎えの馬車がやってきて、お姫さまになるためのお勉強がはじまりますが…というお話。
実際、マナーとか知識とかめっちゃ大変だろうな、お姫さまって…。

『ひとまねこざる』

おさるのジョージの原案作品らしい。
器用なこざるが皿洗いとか窓ふきとかしてくれたら人気にもなりますわね。
こんな色使い派手だったんだ。

『うさこちゃん』

ミッフィーのことです。かわいいね。
最初にオランダで書かれた時の名前はナインチェで、英語にするときミッフィーになったとか。へえ~。
そういえば絵本で読んだことないかもしれない。

ブルーナのうさぎさんが好きです。

『とべバッタ』

大胆な筆遣い!
天敵から身を守るため、小さい茂みに隠れていたバッタが決心して飛び出す…。
バッタと小さな茂みっていう小さい場所のなかで起こる、でもなんかダイナミックに感じられる。

『ベーコンわすれちゃだめよ!』

おつかいを頼まれて、買うものリストを繰り返して言いながら歩いて行ったら、見かけるものに影響を受けてリストの内容が変わってしまう。
言葉遊び系ですね。子どもに読んだら「ちがうちがう!」「なんだっけ?」って盛り上がれそうだなあ。

『がんばれヘンリーくん』

犬を拾って、バスにこっそり載せて帰ろうとしたら、途中で犬が大暴れ。それを境に、次々と事件が起こるドタバタを描く。
犬拾ったという情報だけで、ちょっとヘンリーへの好感度が上がってる。
普通に続きが気になる。

『ティモシーとサラ』

これもめっちゃかわいい…!
2012年とかか…何歳の時だろ。
小さい頃に読みたかった…。
いや…今読んでもいいんだ…。

まとめ

馬鹿正直に、話題に出ていた絵本と児童文学(低学年向け中心)を全部調べちゃいました。
普通に午後がつぶれたけどいい勉強になりましたね。
YAの『都会のトム&ソーヤ』や『No.6』、『妖怪アパートの幽雅な日常』も話に上がってはいましたが、そこまでは気力が持たなかったのでリンクだけ。
どれも映画やアニメになってますね!

読んだり買いなおしたりしちゃいましょうよ!
絵本って最高!!


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