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庭に土がいくつも盛り上がっていました

庭に土がいくつも盛り上がっていました。もぐらです.
フカフカに盛り上っているところをギュギュっと靴で踏みつけて車に乗りました。

所用のあと図書館によると「もぐらはすごい」という絵本が目に入りました。
アヤ井アキコ作 アリス館

【つちが いくつも もりあがっている。
 だれかが ほりおこしたのかな。
 いったい だれの しわざかしら。

 その しょうたいは、  もぐら。 】

まさに
今朝の我が家の庭。

もぐらは前足が大きく、広く鋭い爪がついていてザクザクと土を掘り、地面の下にトンネルを作る。顔の前に手を差込み、大きな手で土を掻き出す。手の平は外側を向いている。後ろ足は小さい。
もぐらが押し出した土の盛り上がりを「もぐらづか」という。掘った土の余りは、地面の上に押し上げる。腕の力はとても強い。・・・
 
もぐらの鼻先には小さな粒粒がたくさんある。これが アイマー器官だ。かすかに触れただけで、触ったものが何かを知ることができる。かすかな地面の揺れも、空気の揺れも感じる。  (ーーーすごーい!)

もぐらは一日に3回トンネルを歩き回り巣に戻って寝る。
歩いて、食べて、寝る。歩いて、食べて、寝る。歩いて、食べて、寝る。
トンネルを掘っている途中でもちょっと居眠りする。

もぐらはずっと土の中で暮らす。でもどうしても地面の上に出なくちゃならない時がある。春に生まれた子供たちは夏になる前にお母さんの巣から出て、一人で自分だけの住処を探しに行くんだ。

(ーーーすごーい。)
「もぐらはすごーい」   
(知ってました? アイマー器官 )

アイマー器官が一番発達しているのは北アメリカにいるホシバナモグラです。鼻先に左右11本のタコのような触手があり、ここにびっしりのアイマー器官があります。

もぐらの最大の謎はオスとメスがどのように出会うかということで、普段はオスとメスが出会ってもなわばりを争ってけんかするが、年に一度出会いの季節があり一度に3~6匹の子供が生まれるとのこと

日本には合計8種のもぐらが分布していてしかもこれらのすべてが、日本にだけいる「固有種」であると考えられていること。
もぐらは世界でも北半球にしかいないこと。


今日は一冊の絵本から学んだもぐらの話でした。


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