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草引きマイスターになれるか
冬枯れの茶色い枯れ草の間から雑草が勢い良く顔を出してきた、、と思っていたらあっという間に雑草天国。
米作りをやめてから棚田のあちこちは草だらけ、野菜作りの面積を増やしたもののまだ空き地が残っている。耕作放棄地?
いやいやここは頑張って草引きしなくては、、
毎日のように出かけ、収穫だけしていたつけがまわってきた。
雨後の引きやすい時期を逃さず引くと、根っこもきれいにとれ、土ばなれも良く気持ちがいい。
昨日、今日と半日づつ草引きをする。
猫に噛まれた傷が完治してないので左手を主に使っての草引きだ。
退職後始めた畑づくりも、気がつけば18年目?
草引きも雑草の種類によってどうやって引いたらいいのかだんだん判ってきた。
ナズナ(ペンペン草)は、根元を押さえてゆっくり真上に引っ張ると根っこまできれいにぬける。
オオイヌノフグリは、葉の部分が広がっているので根元をよく確認してそこを狙い定めてこぐわを入れる。根っこで土をしっかり抱えているので良く振って土を落としながら引く。
ホトケノザは、根っこは比較的広がっていないが切れやすいので気をつけて
他にもいろいろ種類によって違う。
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雑草の種類によって引きかたを変えて引くし、·引いたときの土離れの良い時期も考えながら行うようになった。
雨上がり直ぐは、土がいっぱい付いできて土離れが悪い。
また畝をたてた畝と溝の部分とでも水捌けが違うので、時間差を考えたり、風のある日もどこを先にしたら良いか、考えて取りかかる。
何年も続けているとだんだん判ってきた。
偉そうに解釈したが、田舎のおばあちゃんたちは皆知っていること。
おばあちゃんたちが草引き上手なのも自分がおばあちゃんになって初めて判った。
動作が緩慢になってきたので、ゆっくりゆっくり引くので根っこが切れない。
若い人は動作が早いので、途中で根が切れ、あとまた草がすぐでてくる。
気付きいろいろ、、
明日も半日ぐらいは引いてみるかなあ
春だもの、また草と競争だ。