IBの学校の先生方の「引き出し」が半端ないと感じる件
こんにちは。
長男は3年弱の自習(ホームスクール)から学校に戻りました。国際バカロレア(IB)の高校課程、噂通りタフで大変そうで四苦八苦しているよう。
それでも「学校が楽しい!」と帰ってきます。
人間界にあるありとあらゆる問題を学んでいる
授業を見ていると、ありとあらゆる世界の諸問題(World Issue)を学んでいます。
そして先生たちの「引き出し」が半端なく多いのです。
この授業は、多分大人、特に物書き、編集者には役立つと思う。
例えば、TOK(知の理論)の授業。
ある日のテーマは「盗作(plagiarism)とは何か」。
どこからが「盗作(plagiarism)」で、どこから「影響」なのか。
レッド・ツェッペリンが影響を受けたブルースの原曲と聴き比べながら、著作権とは何か、「影響」はどこまで許されるのか、実例を元に学生たちで議論したらしいです。
かと思うと別の日にはテーマ「アート」。
授業では、プラトンが「詩人追放論」で「芸術は美ではない」とアートを批判していることを議論。芸術とは何なのか。マルクスやカントの提唱した美学や、日本の「侘び・さび」の美しさなどについても議論したそう。
議論が毎日始まるとワクワクするんだとか。
みんなの意見を聞くのが楽しいらしい。
さまざまなテーマを学ぶ「言語」の授業
英語の時間フィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」やシェークスピア『オテロ』を読むと聞いて、私は内心「こりゃ大変だな」と思ったのです。
ところが、長男は「これがムッチャ面白いんだよ!!」と夢中になっています。
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