先日、日本人の英語力低下について書きました。
なぜ、こんなに勉強しているのに低下しているのか? と書いたらコメントを四ついただきました。面白いので紹介します。
「日本人は海外のことに興味がない」から?
まず、seico@編集とライターの人さん。
読者は海外のことに興味がないーー私もある編集部から言われたことあります。ですから、日本のメディアは基本「日本人向けにアレンジされた何か」です。
英語教育に関して。英国政府が自国民に対して「Phonicsをすっ飛ばすと読解力が伸びないよ」と言っているくらいなので、やった方がいいとは思うのですが。
きっと、教えられる人が少ないんでしょう……。
「テキスト中心の教育」はある意味、誰でも教えられるので楽なんです。
次は、とんぷぅさん。反対側から見た意見です。
確かに、洋画や洋楽はここ数十年で露出が落ちました。
私が子どもの頃、70年代は中学生にも洋画が流行っており、テイタム・オニールとか、ジョディ・フォスターが大人気で、「スクリーン」「ロードショー」みたいな雑誌を学校に持って行ってました。高校時代はクラスの男子の多くが洋楽(エイジアとかジャーニーとか)ハマってました(でも英語はできないんだけど汗)。少なくとも興味は昔の方があったんでしょう。
逆に独特になっていく日本文化が、日本人にとって面白すぎるのかな? とも思ったり。どうなんでしょ。
日本文化そのものの変質が原因?
次は、四葉と話すネコさんです。
これは鋭い意見。そうしないと頭脳流出が起きる、という面も確かにあります。
日本のランキングが相対的に下がっているのは、他国の意識が変わったからでしょう。ロシアや中国でも英語力が伸びているので。
次に、kel0tanさんです。
シンガポールからの帰国(ですよね?)でショックを受けられたようです。シンガポールの体制と何がどう違うのか、ぜひnote書いて、リンク教えてください。
最後にkhさんです。
「ガメ・オベールの日本語練習帳」はジェームス・フィッツロイさんが日本語で書いているブログ。読んでみました。
以下引用です。長いですが読み応えあります。
外からは、こう見える。実は私にも同じように見えています。
哲学や論理の話をググっても、日本語だとさっぱり出てこないことがあるのです。
英語力について話していたら、深刻な日本語の変質について突き当たってしまいました。
意見をいただくことで、私も深く考えるきっかけになります。
ありがとうございました。
それではまた。