40、50代からチャレンジしたい人は環境を変えてみるといいかもしれない
こんにちは。
「40代、50代でやりたいことを探してジタバタした話」には本当にたくさんの反響をいただいたのですが、興味深いコメントがあったので、ご紹介します。
よもぎ(大麦パン)さんからいただいたものです。
経験含んだ私の案ですが
・より事業規模の小さい企業に転職する
・より人口の少ない地域に移住する
・人出不足の業界に飛び込んでみる
・オンラインで様々なことをする
(ウェビナー、Slackコミュニティ、SNS等で発信)
・地域の商店街に声をかける
※オンライン以外は人出不足の所(未経験でも何かやらせてもらえる可能性高い)
私もポイントは恥と損を許容出来るか(小さい事含め必ず失敗するので)だと思います。
とても具体的で良い情報だと思いました。
「挑戦しやすい環境」「挑戦しにくい環境」があると思う。
私も最初に就職した大企業には「安定」を求める人が多く、「会社辞めたら死ぬぞ」くらい、皆が怖がってました。今は真逆の環境におり、周囲のマレーシア人には未経験のスモール・ビジネスに挑戦し続けてる人がいっぱいいます。
今日はこの経験を少し具体的に共有します。
小さな会社に行く
小さな会社では、社員に任せられる裁量が大きくなり、結果的にいろいろ経験できます。
例えば、私が編集のキャリアをスタートしたのは、社員2人の小さな会社でした。未経験での転職は難しく、最後にこの会社を受けたんです。不合格だったんですが、社長に手紙を書いて、雇ってもらえることになりました(経緯は本に書きました)。
ここでは編集からデザインや色指定、校閲&校正、ロケハン、DTP制作、撮影まで一通り全部自分でやるんです。仕事もチラシ、文庫本、広報誌、ポスターと幅広い。
あとで出版社に入ったら、これらは全部違う人が専門で担当してました。けど、共同作業するとき、相手の手順や仕事の内容がわかってるのって結構よかったです。
未経験者が何かを学ぶには、小さい会社は最強です。
「やったことない」とか言って逃げられません。
地方や海外に行く
地方では何でも屋さんにならざるをえないと思います。
とくに、起業する人にはチャンスがあるかもです。私は地方の経験がないので、ここは誰かの体験をぜひ読んでみたいです。
海外は少し事情が違い、就職する場合「ジョブ・ディスクリプション」通りに仕事する専門性が求められる。しかし、起業したり、ベンチャーのお手伝いをする場合、なんでもこなさないとなりません。編集畑を見てても、まったく違う業種から起業した方も多い。
日本人の数が少ない地域だと、プロの校閲さんとかスタイリストさんとか、DTPで雑誌作ったことがある人とか、物撮り専門カメラマンとか、あまりいません。さらに「実務ができて、語学もネイティブ並み」となると探すのが難しい。
多くの人がどこかしら足りない能力を補って頑張ってます。他人の能力不足を笑っている場合ではない。
商店街とか、小さなビジネスのお手伝いをする
商店街や小さなお店の困りごとを解決するのもアリです。
私は知り合いにくっついて近所の商店街の事務所に遊びに行ったら、「パソコンぜひおしえてください」みたいな流れになりました。
私は最初はボランティアでやって、そのうち継続してきたら、お金もらうって形にしました。
口コミで「こっちもお願い」とか広がります。
新しい業界に行く
もう一つ、私が付け加えるなら、「新しい業界」も挑戦しやすいです。
私が最初に雑誌に入れたのは、パソコン雑誌という新しい業界だったから。
みんなインターネットって何? って思ってたから、初心者も経験者もなかった。
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