今から英語学習するとしたら、多分やらないこと4つを晒してみる
英語が上手くなるスピードが速い方がいます。
私は英語学校の「ブライチャー」の受講者インタビューを執筆してるのですが、例えばこのかた、始めたのは42歳で、2年間でTOEIC550点から880点になったのです。
私ここまで20年以上かかってます。
学習効率がどうやら、違うのです。
別にブライチャーでの勉強に限りません。
速いな、と思う方々の共通点は、
「フォニックスを先に学んでいること」
「最初から生の英語に行ってること」
です。
私はといえばTOEIC900を超えた後に、「忘れて学び直すこと(アンラーニング)」が発生しており、なかなか大変です! 今日は、「今だったらこれはやらないな……」と思うことを晒しておきます。
いつも言ってる通り、学習方法は人それぞれ違いますから、これが「絶対の正解じゃない」ことにご注意ください。私のような人もいるでしょうから、これから学ぶ方の参考になれば幸いです。
1 適当な発音でのシャドイング
「TOEIC900なのにドラマや映画が聞き取れない」人は多いです。私も「なんで映画が全然、聞き取れないんだろう??」と長いこと、悩んできました。
私の場合、「思い込みの音」が邪魔していました。「聞こえてくる音」と「自分で思ってる音」とが一致しないから、いつまでも聞き取れないんです。
私は大学受験から大量の単語をインプットし、頭でなんとなく発音を「想像」して覚えました。しかし、その後は、ネイティブの音声を自己流でシャドウィングしてきたのです。
元々耳がいい人は、これが自然にできるようです。
が、私はやるほど間違いが定着してたのです。
発音がテキトーでもそれなりに通じます。仕事くらいはできます。
が、ネイティブの細かい聞き取りになると差が出てきます。
自然な英語がなぜか「早く」聞こえるのです。
マレーシアで子供の英語は、「まずフォニックスから」とみなさん言われます。「フォニックス(発音)」のクラス、大体幼稚園でやるところが多いようですが、長男は小学校1、2年でやりました。
一方、私が発音のトレーニングを受けたのはここ数年。
ようやく細かい部分が聞き取れるようになりました。
長年定着してしまった発音の癖はなかなか抜けません。これ最初にやっておけば、もっと短い時間で済んだと思います。
例えば、私はずっと「play」を「プレイ」と発音する癖があったのですが、「p」は「pu」ではないので、「u」の音は入りません。
この「無意識のuの音」を抜くのが大変で、トレーニングに時間がかかりました。
「Girl」の「ir」の部分は出すこともできず、適当に発音してきました。(今思うと、日本語にはない音でした)
「did you」が省略されたり、Himの「h」がアメリカ英語で落ちることがあるのも知りませんでした。「hが来るはず」と思い込んでるから聞き取れなくて当然でした。
単語の綴りと音の関係もわかると、単語を覚えるのが楽になりました。これはもっと早くやっておくべきでした。
2 日本語を介在した翻訳練習
もう1つが日本語と英語の翻訳訓練です。これは大学入試でさんざんやり、そのためのテクニックを身につけてしまいました。受験では「英文解釈教室」とか夢中になってやったものです。あれは名著で、社会人になっても読み返すほどの愛読書でした。
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