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書籍の「あとがき」を公開します

こんにちは。今日は趣向を変えて、書籍からの抜粋です。

「マレーシアに来て8年で子どもはどう変わったか」。

マレーシアに来た当初からの記録をまとめたもの。一部は有料noteで公開していましたが、大幅に書き足してまとめました。

今日は、そこから「あとがき」で行った16才長男へのインタビューを掲載します。今日の夕方から1日だけ無料配布予定です。

マレーシアと日本、8つの学校を体験してわかったこと

ーーマレーシアに来て、日本、マレーシアで短期・長期含め、8つの学校体験してどうだった?

 教育に正解はないんだな、と思った。本当に子供が100人いたら、100人求めてるものが違う。

 僕はいわゆる先生になる経験を結構してて、ビジネスキャンプで数学教えたり、プログラミング教室で、Pythonなんかか20人くらいに教えてきた。

 その上で、他人が教える姿を見てみると、「あれっ」て思う。生徒の視点から見てると、教育は穴だらけなんだけど、先生の視点から見ると全然違う。僕はそれをずっと先生の責任だと思ってきたけど、「もしかして生徒も寄り添わないとダメなのかな」と気づいた。

 何を教えるかは難しいけど、常に生徒が「楽しい」と感じる教育が、正解なんだと思う。

どうしたら学校が楽しくなる?


ーーどうしたら「楽しく」なると思う?

 自分の場合、ぶっちゃけ学校って3年すると飽きてしまう。だから「楽しくない」と思った瞬間がやめどきだった。3年って、ちょうどいいと思う。人生70年くらいとして、ある一つのものを10年やってたら、ちょっともったいないでしょ。いろんなことやった方がリスク低くなるし、楽しい。なぜリスクが低いかというと、生き残るためにはダイバーシティが重要だから。

 いろんな学校を体験すると、自分の弱さがよくわかる。欲しいものが、学校行くに連れてコロコロ変わる。例えば、インターナショナル・スクール時代はもっと自分の時間が欲しかった。ホームスクールでは、もっと広い人間関係が欲しかった。自分が何を持ってるかに気づくから面白い。

 結論はないから、子供に失敗させた方がいいと思う。
 親が強制して失敗して恨まれるより、子供が自分で選択して失敗した方がマシ。

ーー今後は何学びたいと思う?

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