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決して「万人向き」ではないインターナショナル・バカロレアの最終過程

こんにちは!

長男がIBディプロマ課程で学び始めて、3ヶ月。

授業内容の濃さと同級生たちの優秀さに圧倒されっぱなしのようです。

IBの最終過程であるディプロマ(IBDP)は、高校生たちにオールマイティに理系と文系から哲学まで学ばせます。

IBDP、噂通りの素晴らしいカリキュラムです。
しかし日本での取得者はそんなに増えてません。

なぜなのか? 今日はこの辺をお話しします。

IBDP(高校課程)は「万人向けではない」

万人向けじゃないのは、なぜか。

1 課題が多すぎる
2 内容が深すぎる
3 内容が多岐すぎる

この3つです。課題、宿題がとにかく多く、数千ワードのレポート提出がしょっちゅうあります。

さらには、文学や哲学、数学・科学と広く学ばねばならない。
理系の子でも、文学を深く分析したり、哲学的な思考を必要とします。
オールマイティさが必要になるのです。

「大人の学び」に近い



先日、日本の文科省が主催する、「第5回国際バカロレア推進シンポジウム」に参加しました。

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