「クラス全員が鉄棒で逆上がりができるようになる」必要ってあるのかな?(混乱中)
先日、Voicyを聞いていたら、学校の先生方が、「クラス全員が鉄棒で逆上がりができるようになった!」という話で盛り上がっていて。
一体、なんでこんな話をしているんかなーと思って調べたところ、どうやら学習指導要領がそうなっているっぽいのですよね。
つまり、日本全国津々浦々、私立だろうが公立だろうが、このカリキュラムに則って授業をやるのが基本みたいです。(間違ってたら誰か教えて欲しい)
しかし、そもそも「全員が鉄棒で逆上がりする」必要があるのでしょうか?
「たまたま」鉄棒が苦手だったりする子もいるんではないでしょうか?
いくら良いカリキュラムでも、そのカリキュラムについていけない子や、逆に退屈する子がいたら?
学者のトムリンソンらは2006年の論文で、こう言っています。
日本はモノリンガルで単一民族の国と言われます。
しかし、細かく見たら、「鉄棒の得意な子」「運動が苦手な子」いろいろ、存在します。
その学期、鉄棒の得意な子はずっと満点ですが、できない子は「頑張って」と言われ続けます。
「たまたま」文章を理解するのが苦手な子がいつもテストの点が悪いのは、公平な教育でしょうか?
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