そしてエンタテインメント言語となってきた日本語と韓国語
こんにちは!
今日は世界から見た日本語が、アカデミック言語としての価値が下がり、エンタテインメントを楽しむ言語になっていくのでは? という仮説です。
アカデミック言語としての日本語の衰退
英語圏で学ぶ人には、学習言語としての「日本語の地位低下」を感じている人も多いと思います。
世界最大の教育システムと言われる英国のケンブリッジ式。
数十ヶ国語から外国語を選択できます。
ところが、2018年に「第一言語」の日本語を廃止。
2021年には「第二言語」の日本語も廃止。日本語の試験を完全にやめてしまったことは、
多くの学習者に衝撃を与えました。以下は2018年の学習者?のツイート。
「ケンブリッジがIGCSE試験からこの6月に母語としての日本語試験を廃止。悲しい。今日また、2021年には第二外国語としての日本語を止めると通知された!! なんだよ「慎重な考慮の結果」って?
公式はこんな感じ。
* We are withdrawing Cambridge IGCSE Japanese - Foreign Language (0519). The last examination for this subject will be November 2021.
Cambridge IGCSE Japanese-Foreign Languageを終了します。最後の試験は2021年11月になります。
ASレベルでも廃止へ。
* We are withdrawing Cambridge International AS Level Japanese Language (8281). The last exam will be in November 2023. We communicated this withdrawal decision to schools in December 2021.
Cambridge International AS Level Japanese Languageを終了します。最後の試験は2021年11月になります。
同じ英国式でも、Edexcel とCIEでは日本語試験を続けるそうですが、マレーシアの多くの学校がケンブリッジ式でした。理由は「熟慮の末に」ということですが、よくわかりません。
一方で最近、ケンブリッジ式では、新たにマレー語が正式な科目になっています。
エンタメ言語として人気になる日本語
ところが、真逆のデータがあります。
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