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自分にOKが出せなくて苦しい人は、比較をやめたらいいのかも

こんにちは。

今のままではダメだ、と、仕事にも子育てにも、なかなかオッケーが出せない人がいます。

比較するのは、インスタグラムの「いいね」の数だったり、子どもの偏差値だったり、住む地区だったり、会社の知名度だったり、はたまた夫の年収だったりいろいろです。

見ていると、「もっと優秀な人」を見つけてきては比較して、「自分はダメだ」と、落ち込むスパイラルに入っているようです。

真面目だからからか、完璧主義なのかよくわからないのですが。はたから見てると、実に優秀なのに、なぜかしんどそうです。

日本にいると、気づくと「比較」に巻き込まれる

日本にはなぜか「学校の偏差値」とか「街のブランド力」とか「就職ランキング」とか、なんでもかんでも数値化してランキングする世界があります。多分ですが、あれを真に受けると病んでしまうと思う。

さらに今はSNSがあるので、上には上がいるのが見えてしまいます。

全部でナンバーワンになるのは無理です。ランキングなんて毎年変わりますから、今ナンバーワンでも、来年ナンバーワンかどうかはわかんないです。

保護者の方でも、お子さんと他の子を比べて、「ほら他の子はもっと頑張ってるでしょう?」とやる方もいるのです。子どもより優秀な人を見つけ出しては、「あいつの方ができるじゃないか。1番になれ」と言うのです。マレーシアの映画にもたまに出てきます。

かと思うと、まったく比較と無縁そうな方がいます。
昔学校の保護者にRさんというインド系の方がいて、お子さんはクレヨンで宿題やってくるような「ノーティ(わんぱく)」で有名でしたが、「うちの子はユニークで最高に可愛いの!」といつもニコニコしてる方でした。

もしくは良さそうな学校を見つけては、「うちにはこっちの学校の方がいいかも」と延々と悩むスパイラルに入る方もいます。

もちろん、競争にはいい面もあるのです。
が、見ていてこれが功を奏するケースはほとんどない気がします。「お前がいなければ1番になれる」と相手を攻撃することもある。

そして大体、優秀な人にも、良さそうな学校にも、完璧に見える家庭にも、大体「見えてない(あんまり良くない)面」があるのです。

比較がキリがない(世界中の人と競っているイメージとなる)ので、いつまで経っても、自分にOKが出せません。

他人を見ない工夫をする

ではどうするかというと、他人を見ずに、自分の中に基準を持つといいと思います。

比べてしまう自覚がある方は、まず他人を見るのをやめたらいいと思うんですね。「他人が気になるなら、いっそ見ない」です。

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