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読者アンケート「ばかり」見ていると、自分を見失う話

先日、自分のメディアを作る戦略の第一歩は「読者を知ること」と書きました。

今日は、すでに「自分の読者層は大体わかっている」という人のために、真逆なことを書きます。

まだ、始めたばかりの方、混乱するのが嫌な方は、これ以降は読まなくてもオッケーです。

まず最初は読者設定から、なんだけど

雑誌も書籍も、まず最初は読者の設定をします。

誰が読むのか。
読後感をどうするか。

設計します。
ターゲットによって文体や内容が決まってきます。

問題はこの次。
「読者アンケート」に振り回されすぎるのもまた問題なんです。

読者とのキャッチボール、とっても重要です。しかし、何でもかんでも言う通りに書いていると、だんだん自分が失われていきます。読者アンケートに振り回されすぎたメディアは、方向性を見失ってしまいます。

なんでアンケートに振り回される雑誌はつまらなくなるのか?

「最近のニュースは芸能人の不倫だとか噂話だとかばかりでつまらない」って人もいると思うんですね。

「テレビが安い『感動話」ばかりやるのはなんでだろう」
「ネットでみんなが『簡単に稼ぐ方法』ばっかり発信してるの何故なんだ」って疑問な人がいると思います。

読者の顔色を伺いすぎて、読者ばかりみていると、メディアって大衆の鏡になっていくのです。
特にランキングがあったりするとそうなります。

実は、今や多くの商業メディアが陥っているなかなか難しい問題です。

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