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Uuumの上場廃止から動画・音声・文章の収益構造を考えてみた
最近、驚いたニュースは、YouTuberのマネジメントをするUUUMの上場廃止です。
日経新聞によれば、UUUMはフリークアウト・ホールディングスの完全子会社となり、上場廃止になるようです。
UUUM上場廃止の背景と「ショートショック」
UUUMの上場廃止の背景には、YouTubeの再生数の伸び悩みがあるようです。
所属YouTuberのショート動画以外の通常の動画で再生数が伸び悩み、アドセンス(YouTube広告)収入が落ち込んだほか、急拡大するインフルエンサーマーケティングへの乗り遅れやスマホゲームの開発期間が延びたことが減収減益の要因となった。
特に、「ショートショック」ーーつまり、ショート動画の台頭により、従来の長尺動画の再生数が伸び悩んでいます。
UUUMを襲った「ショートショック」の大きさは、同社がいまだアドセンス依存のビジネスモデルから抜け出せていない現実を如実に示している。
UUUMは2021年末頃からアドセンス収入の伸び悩みに直面し、一部のトップクリエイター頼みの構造になっていたことから、アドセンス依存の脱却を掲げて専属クリエイターの数を大幅に減らしてきた。2021年5月末時点で313組だった専属クリエイターは、2023年5月末時点では181組にまで減少している。https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/688195
一方で、Tiktokは順調に成長しています。
一方のTikTokは、ダウンロード総数が累計35億件に達した史上5番目のアプリとなっており、勢いは衰えない。eMarketerによると、2022年のTikTokにおける広告収入は前年比3倍の116億4000万ドルに達する見込み。2019年から5年で約70倍という急成長ぶりだ。
情報配信ビジネスの収益モデルの難しさ
こういうニュースに触れるたびに思うのが、情報を流通させるビジネス(文章、動画、音声など)の難しさ。
こういったビジネスの収益は、主に以下の3つに分類されます。
直接販売
広告収入
商品販売(コラボ商品など)
また、3)の派生として、本業(講師業やセミナーなど)につなげる動きもあります。
YouTubeは主に広告収入に依存していますが、UUUMはタイアップ動画を主に担当していました。しかし、ショートショックにより広告収入が大きく減少し、利益が縮小していたようです。
文章や音声配信の現状
では、文章の世界はどうでしょうか。
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