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大暴落が続くと何が起きるのか

こんにちは!
今度は、株式市場が荒れてるようです。
「来たか」って感じですが、Twitter見てると、不安になっている人もいるようです。

暴落の先に、何があるのか。恐慌になったらどうなるの?
今日は過去に学んでみます。良いニュースもあります。

まずは敵を知るところから

過去の恐慌で何が起きたか。

記憶に新しいのがリーマンショックです。
日経平均株価は大暴落を起こしました。
倒産した会社も増え、企業は資金繰りが苦しくなりました。
リストラや雇い止めもおき、内定が突然取り消されたりしました。

こうした暴落は十年に一回くらいのペースで起きていて、「急激に落ちて、緩やかに回復する」を繰り返し、結局元に戻ってます。
今回も、そうなってくれることを祈ります。

個人的に、一番最悪なシナリオは、1929年の世界大恐慌の再来です。
この時は、不況が長期になり、持たざる国(特に日本とイタリアとドイツ)は追い詰められて、人々は怒りと不満で感情が爆発。ファシズムが台頭し、戦争に突入していきました。

国家財政が破綻したらどうなるのか?

日本はお金を刷りまくっているので、国家破綻を心配する人もいます。
では、国家破綻した国ってどうなってるんでしょうか。

崩壊直前のソ連では、市場経済が移行する中で、通貨の価値が下がりインフレが起きました。政府が通貨を増やしすぎたのが原因です。

アルゼンチンは、もう何度も破綻。人々は破綻慣れしているそう。すでに「お金」の価値を信じなくなっている。

悲惨なのは、ユーロ危機のギリシャ。国家財政が厳しくなり、国民の生活に支障が出ます。公務員に給料を払うことができなくなり、ゴミ収集も、地下鉄もストップ、観光資源も閉鎖されてしまったようです。

人々はどうなるのか

では、人々がこの状況下で泣いて暮らしてたかというと、必ずしも、そうでもないようです。

リーマンショック時の英国やスペインでは「普段から質素な暮らしをしてるから、影響を受けにくかった」というのは、当時ヨーロッパにいた高城剛さん。

もちろん、「そんなことはない」という見方もあるでしょうが(人は一度に一つの現実しか見えません)、なんとなくわかる。

この目で、ヨーロッパの人たちの「質素さ」を見てきたから。

例えば、20年ほど前、イタリア人の友達家族と一緒にベニス観光に行ったのですが「観光地はレストランが高いから」とお弁当と水筒持参。その辺のベンチで食べました。6−7人の大人が、道端でご飯食べるんですよ……。あれにはびっくりした。工場主でお金持ちなのに無駄なお金は絶対使わない。

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