心理学者に「やめる練習」を学んでみた
こんにちは。
何か新しいことを始めたいけど、なんだか時間ができない。
自分を変えたいけど周りにいろいろ言われて実行が怖い。
何かを始めるためには、「やめる(終わらせる)」ステップが必要なんですが、この最初の「やめる」が一番難しい。
今日はそんなお話です。
昔の人がだいたい全てを説明してくれてる
「武器になる哲学」を読み返していたら、「やめる練習」が見事に言語化されて驚いてしまいました。
最近、「たいていのことは、昔の人が説明済みだなぁ」と思っています。
ドイツの出身の心理学者クルト・レビンは、組織や個人を「変革するため」の方法として、「解凍・混乱・再凍結」の3段階を紹介しました。
第一段階の「解凍」は、今までの思考様式や行動様式を変えなければいけないということを自覚し、変化のための準備を整える段階です。
これはつまり「変革には、まず止めるのが重要である」っていってるんですね。
ところが人は「今までを変えたくなくて抵抗する」んだそう。
実は止めるのが一番大変なんです。
その後、「辞めなきゃ良かった」「前の方が良かった」という「混乱」をへて、ようやく新しい環境に馴染む「再凍結」に向かうーーというのがこの方の理論です。
変わるためには「やめないとならない」
同じ本では、別の心理学者が同じようなことをいってます。
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