怒りっぽい人とどう付き合うか
こんにちは。こんなツイートをしました。
今日は「怒りっぽい人との付き合い方」についてです。
息子の学校の先生はよく「怒りは期待することから起きる」って言ってます。
逆に言えば、期待値が低ければ、怒ることはなくなる。
東南アジアにきてラクなのは、一般的に、人々の期待値が低いことです。
だから、遅刻しようが、「マレーシア時間」で動こうが、食堂にハエが飛んでようが、返事が遅かろうが、怒鳴ったり「謝れ」と責めたりする人は稀です。
ルールに厳しい人の胸の内
今回みたいな非常事態が起きると、みんな不安定になります。
気を付けたいのは、「普段からルールに厳しい人」との付き合い方です。
ルールに厳しい人って、平時にはきちんとしていて、特に仕事では実に頼りになる存在です。
しかし、同時に他人への期待値が少々高いのです。
過去の自分も、時間を守らない人に厳しい態度を取っていたのです。
遅刻に反省の態度が見えないとイライラしてました。
社会人としてサイテーでしょ、と。
当時の心理を分析すると「頑張ってる自分」に高いプライドがあった。
謝ってもらって、自分が「上」を確認して、ようやく溜飲が下がる感じ。
今となっては、なんのためにそんなことをしてたのか、サッパリわからないのですが、そういう循環の中に生きていたのです。長いこと。
期待値を裏切られるとショックを受けて激昂してしまう。
でも面白いもので、「厳しい人」もよく見てみると、矛盾がある。
例えばかつての私は時間厳守には厳しかったけど、ミスに関しては甘かった。
なんのことはない。自分が基準になってるから、得意な部分は厳しいし、不得意な部分は甘くなる。
仕事に厳しい人が、家事はめちゃくちゃだったり、その逆だったりします。
道徳が大事だ!という人が、セクハラしてたりする。
でも、みんな矛盾たっぷりで、自分の悪いところには目を瞑ってしまう。
その矛盾に多少は気付いているから、余計悟られまいと怒ってしまう。
人間って、ちょっと可愛いのです。
普段から怒りを溜めている人々
他人への期待値が高い人は、どこにそのハードルを持ってるかわかりません。
そのハードルは、普段から高く設定されています。
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