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日本に行きたい外国人と、外国人を呼びたい日本の埋まらないギャップ

こんにちは!

人材育成コンサルタントの孔 令愚(アルー株式会社、社長室所属)さんのnoteが面白かった。

まさに現場のギャップを言語化してくれてます。

* 日本人・外国人問わず優秀な人材がほしい
* 日本人だけでは足りないので、外国人に補ってほしい

まず、1の目的で海外から人材を採用しようと思った場合、最初に直面するのが「本当に優秀な人材はそもそも日本に来てくれない」という現実です。

現実はどうか。

以前とある大手企業で海外から採用した新入社員の研修を実施したことがありますが、外国人社員の方々が日本で働くことを選んだのは次の理由でした。

* 大学で日本語を専攻していた
* 日本の文化(アニメなど)に興味がある
* 母国にも進出している企業であったので、そこの本社で働いてみたい

裏を返せば、日本や日本語に興味がなく、その企業のことも知らないような人は余程の大金でも積まない限り来てくれません。

いや本当にこれなのです。孔さんは受け入れ側からの視点でしたが、送り出し側から見てもそうなのです。

「日本に行きたい人=アニメ好き」である件

マレーシアの日本語学習者、今やほとんどの人が「アニメや漫画、日本の文化が好き」で日本語を学んでいます。

日本に行きたいのはマレーシアでも、「アニメ好き」のタイプなのです。

ところが、受け入れ側の会社は、「優秀な人」=「技術やビジネスに興味がある人」を求めており、漫画・アニメ好きを求めていません。多分ですが、ここに大きなギャップが存在するのです。(たまに両方兼ねてる人もいる)

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