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除夜の鐘はなぜ中止になったのか


cakesにこんな記事を書きました。

きっかけはこの二つの問題。
一体どうしちゃったんでしょ・・・って感じです。


マレーシアにいると気にならない音が、日本だと気になるのはどうしてなのか。

またまた、15歳の息子と議論してみました。
今日は音世界に対する、一つの仮説を徒然なるままに書いてみます。

音が嫌だなと感じる三つの要因

上記の看板にも書いてありますが、大前提として高齢者になると、聴覚の変化のため「耐えられない音」が出てくるようです。
日本では高齢者がマジョリティになったのです。

しかし、それだけでは説明できない「何か」がある。
文句を言っているのは、高齢者ばかりではないからです。

息子は「音への感情」は

音を出す人への感情
その音の必要度
本人が抱えてるストレス

によって違うんじゃないかな? と言います。

その「音」は誰が出しているのか?


自分の大好きな人が部屋で歌ってたら可愛いなって思うでしょ。けど、嫌いな人が歌ってたら嫌だって思うでしょ」と。

要するに、他人に対する憎しみがあると、そこ起因の音が不快に感じる、と。

それが極端になってるのが、このクレームをつけてる人たちかもしれません。

子供が憎いと思っている人は、子供が出す音が嫌い。
世間に対する憎しみがある人は、世間の人々の「除夜の鐘」にイライラする。
「楽しそうでいいな。憎らしい」となるかもしれません。

マレーシアでは華人が爆竹を鳴らそうが、ムスリムの人たちのアザーンだろうが、小学校の子どもたちの声だろうが、それなりに容認されてます。要するに、周りのみんなを憎んでる人が少ないのかもしれません。ほとんどの人の家庭に子供や親戚がいるでしょうから、子どもの音にも慣れている。

音が出ていると、「あ、やっているな」と思うだけ。
だからイライラしない(アザーンが煩くてモスクの近くから引っ越す人もいますが、なくせという人はいません)。

要するに、音を発するものに対する感情がネガティブかポジティブかによって、違ってくる

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