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なぜ世界を知りたければ、先に語学を学んだ方がいいのか

ドバイの空港カウンターで、日本人の学生さんとカウンターの人が押し問答をしています。学生さんは、スマホのGoogle翻訳を使っていて、言いたいことは相手に伝わっているのですが、相手の話が理解できないと言います。

おそらく、ITの発達とともに、こんなシーンは少なくなり、相手の言葉を瞬時に翻訳できる時代が来るでしょう。

しかし「だから語学なんて学ばなくていいのだ」という言説には、本当にそうかな??と(今のところ)私は思います。

日本の衰退の原因は、おそらく語学の弱さと無関係ではないだろうから。

1 情報の量が多すぎて「取捨選択」が大変すぎる件

今の時代は、情報が溢れすぎ、また早すぎるのです。
「何を翻訳するか」の取捨選択が難しい。

自分でネットサーフィンして「まともそうな情報」を探すしかないのです。この能力を「翻訳」で置き換えるのは、実にまどろっこしく、また手間がかかります。

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