お金をあまり使わない時代へ
こんにちは!
ロックダウンが1ヶ月をすぎたマレーシア。
「お金を使わなくなった」と言ってる人が多いです。
皆さんは、どうですか?
今日はお金についてのお話です。
お金の使い道がなくなったという人々
マレーシアでは友達と話していても、
「なんで今まであんなにお金使ってたんだろ」
「食費しか使わない」
「服も数着ですんでる」
「化粧品も買わない」
「暇だから家で料理してる」
そんな声が聞こえてきます。
日本では、「巣篭もり消費」も増えてるらしく、「家にいると、ついアマゾンでバシバシ物を買っちゃう」って人もいる。
しかしマレーシアにはアマゾンがありません。
楽天は数年前に、撤退しました。
ネットショッピング、そこまで便利ではない。
日本ほど「消費を煽るシステム」になってない気がします。
私は有名なスポーツサイトでヨガマットを買ったのですが、届くまでに一週間くらいはかかりました。
面白い物で、すぐに届かないと知ると「じゃあ、そこまでいらないかな」と慎重になるのです。
で、大事なのは不便でも不幸ではないってことかなぁ。
今まで何にお金を使ってたか
日本でも、お金を使わなくなった人たちがいるようです。
オタクで追っかけをしてた人々が、「こんなにお金って溜まるんだ」と実感しているらしい。これをきっかけにして、目が覚めてしまう人もいるかもね。
日本からマレーシアに来る人にも数タイプいて、「日本で売ってるモノがないと生きていけない」ってタイプの人と、マレーシアで売ってる物で満足できる人がいます。
私も最初は帰国のたびに買い込んでましたが、最近はどうでも良くなり、何も買わないことも増えました。
長く住んでるとだんだん後者にシフトしていくことが多いのでは?
「なければないでまあいいか」に慣れていくと、生きていくのにはそんなにモノはいらないことがわかってきます。
日本では消費が高度に発達してる。生きているだけでお金がどんどんなくなる「仕組み」ができてる気がします。
私は長年モノ雑誌の編集者だったので、仕組みを煽る側にいました。
新製品が出るたびに「買わなくては」という気持ちになっていたんです。
けれど、だんだん「いらないよね?」ってなってしまった。
強制的に家から出ない、ネットもあまり見なくなると、お金って多分、あまり減らなくなるのでは。旅行にもいけないし、あっても使えない。
「経済をまわす」って人の幸福に結びつくのか?
私はなんともいえないと思います。
巣篭もりで増える出費もある
とは言っても、増える出費もあります。
私の場合、ロックダウン期間は情報と学習に使うお金が増えました。
ほぼ毎日のように、家族でアマゾン・プライムで映画を見ています。
有料のマガジンも購読しているし、読書量も増えました。
食事はたまにテイクアウトして、マンネリを救ってもらってる。
これらは、精神の安定に役立ってる。
さらにフィリピンのオンライン英会話を毎日受講しています。
それから自宅で運動するのに合わせ、運動系のグッズも増やしました。
時間ができたらUdemyで勉強したり、楽器仲間とアンサンブルしたいと思いつつ、なかなかそこまで行きついてません。
毎日、仕事して、運動して、勉強しているだけで、あっという間に夜になってしまう。メイドさんを家に呼べなくなったので家事で忙しくなった、って友達もいます。
いずれにせよ、今は緊急事態。
地味な生活でも楽しめるようにしておけば、あまり動揺しなくてすむと思います。
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