「直し」にビビらないようにしよう
初稿では「ダメ出し」にビビらない、と書いたのですが、数人の読者の方から「ダメ出し」という言葉自体が辛い体験を思い出してしまい辛いです、という意見がありました。
そこで、初稿の「ダメ出し」→「直し」に変更しました。
これ、気づかない視点でした。ありがとうございます。
今日は短いコラムです。
仕事してると必ずあるのが「直し」です。
PR、観光など、いろんな業界で仕事しました。
しかし「直し」が一切ないところは多分なかったと思うんです。
長かった出版業界でも「直し」は普通でした。
「共同作業」には直しがつきものだと心得る
駆け出しの方でも、「文章を編集者に直されて困ってるんです」って人がいます。
誤解してる人も多いのですが、そもそも雑誌や書籍は編集者「と」作るモノ。共同作業が前提です。
それぞれの雑誌には編集長が「こう作りたい」と目指す姿があります。
その中で仕事するわけで、自分が思い通りに書いた原稿がそのまま100パーセント載ることって、余程有名な作家でもない限り、滅多にありません。
その雑誌や業界特有の独自ルールに合わせて原稿を直すことも多いんですし、紙媒体にはそもそも字数制限がありますし、突然広告が入って大幅に文字を削ることもあります。
私だってどっかに原稿出せば真っ赤になって返ってくるのが当たり前。イラストでもデザインでも企画書でも、大体同じです。
ところが、仕事上の「直し」に慣れてないと、「否定された!」「怒られた!」とパニクってしまう人がいます。
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