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いろんな人たちから学ぶということ

今日は与太話です。

最近ふと気づいたことがあるのです。

私がマレーシアに来たのは、多分この国の人たちの考えを「学ぶため」で、私なりのこれは長期の「留学」なのかもしれないなってことです。

やたらここで見聞きしたことをアウトプットしたくなるのも、そこから議論をするのもそう。これは壮大な私の留学計画だったのかもしれません。

特にいろんな職業・階層の人たちと話したことが学びになっています。

いろんな職業・階層の人と話してみる

わたしが最初に知り合ったのは、本に書いた通り、チャイニーズ中間層の方でした。その後は本当にいろんな人を見てきました。

このかた、お医者さんなので高給取りって思ってる人もいると思いますが、マレーシアで医者は割とありふれた職業でして、「3軒歩けばクリニックに当たる」と言われます。勤務医ですと、実は給与も決して高くないことが多いのです。

関係ないですが、医者が余っているのはヨーロッパも同様らしく、友人のイタリア人のお医者さんは、真剣に周辺国への出稼ぎを考えているといってました。

最初の先生はインド人ドライバー

さて、私に最初にいろいろ教えてくれたのは、学校のバスのインド系ドライバーさんでした。この人にわたしは無理を言って、「毎日、親の私も学校まで乗せてってほしい」と交渉したんです(お金はもちろん倍払いました)。

最近、この話を現地に長く住む友人にしたら、ドン引きされました……。割と非常識な交渉だったっぽい。

バスに乗りたかった理由は2つあり、1つは単純に学校を見たかったこと、もう1つは、学校の途中にあるコンドミニアムから、住まいを選びたかったことでした。彼は快く、それぞれの地域の特徴や犯罪の例を教えてくれました。

学校の帰りに、彼が朝食をおごってくれ、マレーシアの治安があまりよくないことや、学校バスのドライバーとしての給与が安いことなど、事情をいろいろ教えてくれました(あまりに悪いと思い、その後奢り返したことは言うまでもないですが)。インド系の彼はカーッとなりやすく(マレーシア人にもこういう人もいるんです)よくあちこちと喧嘩をしたり、揉めたりして、その度に困っていました。彼の結婚式にも行きましたし、今でもSNSで友達として繋がっています。

メイドさんが教えてくれたこと

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