パンデミックで業態を変えつつある観光業
こんにちは。
私はパンデミックが始まるまでは観光業界に片足を突っ込んでいました。観光業会は、生き残りをかけて、起死回生プランを出しています。
今日はそんな観光業界のお話です。
ホテルを住まいにするサービス
少し前、帝国ホテルがホテルのサブスクをはじめて話題になりました。
「ホテルを住まい代わりにする」って以前から作家なんかにもあるライフスタイルです。それが一般化してきたのかな。
全国38拠点のホテルから選べるという、複数ホテルのサブスクサービスも登場しました。 仕掛けてるのは三井不動産です。
ホテルのサブスクのポイントは、利便性(清掃などのサービス)にあるかもしれませんね。
貸し別荘のサブスクサービス
別荘のサブスクサービスも登場しました。
別荘持ってる方に聞くと、別荘って「飽きる」んだそうなんです。マレーシアに長期滞在してる人も3年で飽きると言われてるので、そんなもんかもしれません。
マレーシアではWFH(ワーク・フロム・ホテル)が話題
マレーシアではWFH(ワーク・フロム・ホテル)と言って、ホテルが日中部屋貸しするパッケージプランが増えてきました。
こちらもワークフロムホテルのリストです。
ロイヤル・チュランだと、7時から10時までホテルが使えて、ドリンクやランチがついてきます。
このサービスのおかげで息をつけるようになったホテルもあります。
セランゴール州のニューワールドホテル。一時は予約が1日1桁に減少し、ホテルは生き残る方法を模索。昨年10月に導入したワーク・フロム・ホテル開始以来、毎月約70件の予約があります。
「需要がある限り、継続します。多くの従業員は依然として遠隔地で働いており、静かな場所で働くため、あるいはビデオ通話や重要な会議を実施して参加するためにプライバシーが必要です」とホテルのセールスディレクターであるキャサリン・タンはマレーシア保護区(TMR)に語った。
“We will continue with this initiative as long as there is a demand for it. Many employees are still working remotely and need privacy to work in a quiet space or even conduct and participate in video calls or important meetings,” the hotel sales director Catherine Tan told The Malaysian Reserve (TMR).
そうそう。いま実はうちの庭で工事してまして、「静かに仕事できて、尚且つzoomもできるところ」って重要なんです。
シェアオフィスでもいいんですが、最近、zoomやskypeを使うシーンも多い。そんなとき、このパッケージ便利です。
不動産サブスクも面白い!
2019年あたりから始まった、不動産のサブスクのトレンドも面白いですよね。
「地方にずっと住めるかはよくわかんないけど、ちょっと住んでみたいかな」って需要、あると思うんです。
「アドレスホッパー」って方もいらっしゃいます。
杉原健さんも実際に使ってレポートしてて、私は興味津々で読んでいます。
基本的には日本では住宅が余っていくわけです。
ですから、「余った住居をなんとかしたい」「不動産を稼働させたい」って、社会問題の解決にもなっていくはずです。
こうして、新しい世界に合わせ、ビジネスや社会が丸ごと変わってしまいます。パンデミックが終わっても、いったん変わった習慣は簡単には元に戻らないでしょう。
「何か違う世界」が待っているんだなぁ、と思うようになりました。
それではまた。
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