マレーシアの田舎の村に行ってきました
こんにちは。
マレーシアの田舎と聞いて、想像されるのはなんでしょうか。ジャングルもあれば、マレー式カンポン(村)もあり、中華系やインド系の方が固まってる場所もあります。
今回はセランゴール州経済計画局(UPEN)の主催するメディア旅行で、30人ほどの団体で素朴な田舎を体験してきました。
今日は少し趣向を変えて、写真中心にお届けします。
田んぼのある田舎に行ってきました
クアラルンプールからバス1時間半ほど。
マレーシアって割とどこもそうなんですが、高速道路に乗ると延々とプランテーションなどが続きます。降りると、風景が一変、小さな村落が続きます。
今回行ったのは、マレーシアには珍しく田んぼのある風景。
セランゴール州のセキンチャン。
在住日本人には米どころとして知られています。
「ホームステイ・ハジ・ドラニ」はそんな田園の中にあるホームステイ施設。ここで4日間、いろんなアクティビティを体験しました。
マレーシアのホームステイって日本で言うところの「民宿」みたいな感じです。
母屋はこんな感じ。マレーシアには、本当にいろんな民族をルーツとする方が住んでるんだけど、この辺りはインドネシアをルーツとするジャワ系民族、バンジャ系民族、マレー系民族が多いそうです。ホームステイ・ハジ・ドラニはジャワの人々で、今もジャワ語で話す人がいるとか。
本当に素朴な場所で、ほとんど何のアトラクションもありません。だから基本的には伝統的な遊びを教えてもらったり、村の人たちと話したり、農業体験したり、そんな感じで過ごしています。
ここにいるのが一緒に行ったマレーシアのメディアの方々。みんなとても仲良しです。
これは椰子の実とペットボトルを使ったボウリング
草笛づくり 葉っぱをくるくる巻いて、まるでトランペットのマウスピースみたいな楽器?を作ります。結構簡単で、音も容易に出ました!
ご飯づくり見学
ご飯は基本マレー料理です。
かかしづくり体験
Kuda Kedang Dance
ジャワ系の末裔による伝統的なダンス。降霊術の一種と言われており、ちょっと怖いです。
マレーシアの田舎ってどんな感じか?
今までいくつかの田舎に滞在したのですが、マレーのカンプンには注意点もあります。
ご飯はマレー料理のみが多かった(なのでフォークが出ないこともある)
トイレには紙がないこと多し
マレー語しか通じないこと多し
クーラーがないことも(ハジドラニは扇風機のみ。でも暑くないです)
Wi-fiもない
こんな感じです。いろんなものがないのを楽しむのが、田舎流かな……。トイレの紙とかWi-Fiとか必要な方は持参することをお勧めします。
ちなみに、こんな感じのホームステイ施設はマレーシアのあちこちにあり、素朴な旅が楽しみたい人にはぴったりです。ちなみに今回は人数が多すぎてビジネスホテルに宿泊しました。ハジ・ドラニから30分くらいの場所にあり、ここから毎朝通いました。
このホテルの周りは割と開けてて、向かい側にはコンビニもありました! ただ窓がない部屋が多いです。
紹介したホームステイ・ハジドラニのフェイスブックページです(マレー語です)。アクティビティなどは多分人数が揃えばやってくれると思います。
今回の旅行にはマレーシア政府観光局の方もきていました。マレーシアの国内旅行、回復にはまだ時間がかかりそうとのこと。今のところ、国内の感染はコントロールできているので、ぜひSOPを守って旅行してください、とのことでした。
それではまた。良い1日を!
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