見出し画像

10年ほどで見えてきた「Kindle出版」の仕組みーー KDP セレクト オールスターボーナスやレコメンド・エンジン・商業出版に結びつく例について

こんにちは! noteをずっと書いている方の中には、「将来はKindleで出版したいなぁ」などと思っている方もいるのでは?

私の場合、Kindle出版を初めてやったのが2013年3月。
5冊ほど出してみました。

最近のはこんな感じ。

今日はKindleの仕組みについてわかっていること、どんな良いことがあるのか。商業出版に結びついた例はどんなものか? 

私が知っている範囲で共有します。

レコメンド・エンジンに乗る

Kindle、最初はなかなか売れないのですが、どうやら「レコメンド・エンジン」というのがあるようで、それに乗るとほんと少しずつですが、売れ出します。

アマゾンのレコメンド方法は「似たような個人」の行動をベースにする協調フィルタリングであると言われています。

Kindleの場合、印税は最大7割と高めなのですが、収益は、だいたい数年経つと紙の本とトントンになっていくか、ちょっと少なめかなーという感じ。こんなもんかなーという感じですが、大昔に書いた本に対しても、毎月入ってくるのはありがたいです。

協調フィルタリングのレコメンドでは、その名の通り、ユーザー個人でなく、ユーザーグループの行動を利用して、他のユーザーにおすすめを行います。

https://www.silveregg.co.jp/archives/blog/2739

私自身もよくアマゾンの本を検索していると、自分の本がおすすめに出てきてギョッとします。つまり、私の好みが完全に把握されているわけです。

ではどうやったらレコメンド・エンジンに乗るのか? 

ここから先は

2,620字
この記事のみ ¥ 500

これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。