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10年ほどで見えてきた「Kindle出版」の仕組みーー KDP セレクト オールスターボーナスやレコメンド・エンジン・商業出版に結びつく例について
こんにちは! noteをずっと書いている方の中には、「将来はKindleで出版したいなぁ」などと思っている方もいるのでは?
私の場合、Kindle出版を初めてやったのが2013年3月。
5冊ほど出してみました。
最近のはこんな感じ。
今日はKindleの仕組みについてわかっていること、どんな良いことがあるのか。商業出版に結びついた例はどんなものか?
私が知っている範囲で共有します。
レコメンド・エンジンに乗る
Kindle、最初はなかなか売れないのですが、どうやら「レコメンド・エンジン」というのがあるようで、それに乗るとほんと少しずつですが、売れ出します。
アマゾンのレコメンド方法は「似たような個人」の行動をベースにする協調フィルタリングであると言われています。
Kindleの場合、印税は最大7割と高めなのですが、収益は、だいたい数年経つと紙の本とトントンになっていくか、ちょっと少なめかなーという感じ。こんなもんかなーという感じですが、大昔に書いた本に対しても、毎月入ってくるのはありがたいです。
協調フィルタリングのレコメンドでは、その名の通り、ユーザー個人でなく、ユーザーグループの行動を利用して、他のユーザーにおすすめを行います。
私自身もよくアマゾンの本を検索していると、自分の本がおすすめに出てきてギョッとします。つまり、私の好みが完全に把握されているわけです。
ではどうやったらレコメンド・エンジンに乗るのか?
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