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これからは介護による「止むを得ないけど2拠点移住」が増えると思う件
こんにちは。日本を歩いていると、あちこちに介護施設がありますね。
昨年まではマレーシアでのんびり暮らしていた我が家ですが、夫が突然、介護のために日本から呼び出されて、1年余。
最初は「義父母が認知症のためにお金の計算ができなくなった」と言うことで、「絶対にすぐに戻るから」と言って、荷物も持たずにマレーシアを出て、結局そのまま、戻れなくなりました。
すると、次から次に問題が出てきて、結局は強制的な2拠点移住が始まりました。
親の介護のために自分の住むところがコントロールできなくなるーーこの問題、けっこうあちこちにあるみたいです。
作家のさくら剛さんが書いている介護の記録が非常に重いけど、参考になります。
2020年9月24日、その日の私は、まだ明日も、明後日も来月も来年もその先も……うまくすれば永遠に、今日と同じような、自由で普通の日々が続くものだと思っていた。
いや、思ってもいなかったかもしれない。
だって明日が今日と同じような普通の1日であろうことなどあまりに当たり前すぎて、「明日はどんな日になるだろう」なんてことは、平凡な日々の中では考える暇もないからだ。
実際は、私の東京生活……何十年もかけて積み上げてきた自分の居場所での人生は、この日で終わろうとしていたのに。
こういう「止むを得ず2拠点移住」みたいなパターン、これから増えると思います。
高齢化社会の盲点
高齢化社会の盲点、それはいつか親の「健康寿命」が終わって、サポートなしに生きていけなくなる時期が来ることです。
周囲を見渡してみても、それはある日突然、始まります。
誰かが、それまでの生活の拠点から急に引き離され、親の家に同居したり、近くにアパートやホテルを借りたりすることになるのです。
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