学びにおけるタイプを知っておくと、学習は一気に楽になる

こんにちは。

大人になってからも学びが大事な時代になりました。
最近、こんなツイートをしました。

ちょっと失敗したのです。

お客様に、フィリピンの学校を紹介したのです。
短期間で効果をあげたいとおっしゃったので、厳しいコースが良いのでは? と言ったのですが、どうも逆効果だったようです。

このかたは、「褒められないと無理」なタイプでした。厳しい環境で、すっかり萎縮されてしまいました。「先生が怖い」と。フレンドリーな先生が優しく引っ張ってくれるなら、大丈夫なのに、と。

いつも言ってますが、楽しくなければなかなか学べない。
逆に「楽しい」って思えば、学びって楽になる。

そんなわけで、大人になってからも、自分の傾向を把握しておくの、重要です。

怒られると奮起するタイプか、萎縮するタイプか

息子が保育園から小学校に上がったときのこと。

保育園のベテラン園長先生が学校にやってきて、「この学校に、多分あなたのお子さんは合わないですよ」と言われたのです。「合う子には合うけど、合わない子には合わないよ」と。

学校では先生がバシバシ生徒を叱っていました。
「こうやって叱られて伸びる子もいるけど、反発してやる気を失うこもいるよ。息子さんはやる気を失うタイプ」と。

私は割とどっちでも大丈夫なタイプですが、我が子は後者のタイプだったようです。

細部→全体か、全体→細部か

ステップバイステップでは学びにくい、って人、結構多いみたいです。





息子の場合、日本の小学校で一番無理だったのが「ステップバイステップ」でした。
要するに、足し算を覚えて、完璧になったら分数に行く、みたいなのが無理でした。「なんのためにやるのか」がわからないと計算ドリルなんてやる気にならないのです。

最初に大きな絵を描いて、そのためなら学習できる。
だから、最初に数学の面白さ(フィボナッチ数列とか積分とか)を教え、その後、必要に応じて因数分解や方程式を学ぶ、という方法を取りました。

ステップバイステップは、海外の学校でも同じでした。そのため、一気に学べるホームスクールに行きたいと言い出したのは、ある意味必然だったんです。

聴覚・視覚・文章、どれが一番頭に入りやすいか

何度か書いてますが、学び方の癖というのがあります。
ディスグレシアの人たちは、文字が苦手ですが、私はどんな人たちでも、大なり小なり、それぞれ傾向があると思います。

頭に定着しやすいのが、耳からか、目からか、文章か。

例えば、私は文字の学習は得意ですが、耳からの学習が割とダメで、集中力が続きません。
だからテレビも苦手で、授業もほとんど上の空でした。
塾も意味がないのでやめて、自分で参考書を読んでいました。その方が頭に入るのです。

そんなわけで、「朗読」の価値が全くわからず、「朗読するより黙読の方が頭に入るのに? なんでわざわざ朗読するんだろう?」と疑問だったのです。
世の中には、朗読した方が頭に入りやすい人が多いということに気づいたのは、つい最近のことです。


自分の傾向を知るためのテストもある

息子のマレーシアの小学校のとき、学校でCAT4というテストをやったのです。そのテストは、生徒の得意・苦手分野を明らかにし、学びやすさや傾向を教えてくれました。

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