マレーシアの邦人がこの１年で激減している５つの理由

最近、マレーシア在住の邦人を取材したいとの問い合わせがありました。

マレーシアは長らく日本人の「住みたい国」のトップだったのです。
が、実は、この１年、マレーシアに住む日本人は「激減」しました。Masakiさんのツイートを貼っておきます。私の知り合いも次々に帰国しました。

マレーシア在留邦人12%減
外務省の海外在留邦人数の推移を見てたら
マレーシアの激減ぶりは目立ってました
一昨年まで勢いよく増えて3万人越えたのに去年は12％減…
一昨年はロックダウンの移動制限が厳しかったから去年に帰国が寄ったのと
各種ビザが止まり年配MM2H組が大量に帰国したのもあるのかな pic.twitter.com/HJbkvDe3ga

— Masaki🇲🇾子連れマレーシア移住 (@masaki_noarika) February 14, 2022

なぜマレーシアだけ、こんなに減っているのか？

いくつか思い当たる理由があります。

１）ロックダウンが厳しかった

マレーシアは昨年・一昨年と非常に厳しい移動制限がありました。これは去年のニュース。

首都圏の多くで最も厳しい行動制限の「強化された移動制限令」へ(マレーシア) | ビジネス短信

このロックダウンは世界でもっとも厳しい部類とも言われ、当初は「散歩」すらもNGというものでした。外国人はこれに耐えられない人が多かったようです（逆に、マレーシア人の我慢強さに驚いた方も多かったと思う）。

私の地域も「区域から一歩も出てはいけない」ロックダウンに指定されたことがあります。

また強制ではないものの、実質的にはワクチンパスポートを導入しており、ワクチンの強制反対を理由に帰国した方もいるかもしれません。