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人は、本能的な差別心とどう向き合ったらいいのかのヒント

先日、「本能的な差別心」について書きました。

さて、マレーシアの友人から「掃除の人には親切にせよ」とか「ジャッジメンタルになるな(他人を偏見で決めつけるな)」と言われるたびに、



では東南アジアの人はどう考えているのか? 

この言葉はどこから出てくるんだろう? 

イスラムの人たちはどうやって考えてるんだろう?



って気になっていたのです。

先日、見たマレー語ドラマのテーマがまさに「(心の中にある)本能的な差別心をどうしたらいいか」でした。

こんなセリフが出てきます。

「私たちはたまたま裕福な一家に生まれて、運が良かったかもしれない。けれども、貧しかったり、障害があったりすることは、そんなに罪だろうか? そのために罪を犯したとして、それは悪いことなのか? 神は裕福な人だけを救うのだろうか?」

私には、「あらゆる差別反対!」よりずっと心に残ったので紹介します。

「Nur」は、一見、身分違いの恋を描いたドラマ。マレーシアTV3で2018年に放映されました。マレー語ですが、英語字幕で見られます。

家族全員が「内なる差別心」と闘う話

これ、ほとんどの人が見ないと思うので、以下はネタバレを含みます。

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