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大ファンがアンチに転向するーー移住や人間関係で見える「減点式の人」と「加点式の人」

大ファンだったのに、あっという間にアンチに転向してしまう人、いますよね。

世の中には、「減点式の人」と「加点式の人」がいるかなと思っていまして。
特に移住や人付き合いで、これあるあるだなぁ、と思ったので書いてみます。

マイナス点がちらっと見えただけで全てにがっかりしてしまう人

「減点式の人」は、「オール5」が当たり前です。
1つでもマイナス点が見えただけで、すべてがダメになる感じです。

このタイプの方は期待値がとても高いです。
「マレーシアは素晴らしいらしいよ」という情報を仕入れてきて、100点満点の五角形(わかるかな)を想像してきてしまう。

ところが逆に、ちょっと嫌なところ、自分の気に入らないところが見えただけで、それまでの虚像がひっくり返って「がっかり、そんなところとは思わなかった」となってしまいます。

官公庁の対応が悪かったとか、現地の店員がケータイ見てたとか……。

「熱烈なファンがアンチに転ずる」というけれど、まさにそんな感じで、一つ嫌なところが目に入ると、オセロの白がバーっと黒になっていくんですね。

以前も書いた「パリ症候群」です。

面白いことに、学校を見ていても、「減点式の人」は、最終的にほとんどすべての人やシステムに満足できないことがあり、あちこちを彷徨って「ろくな学校がない」と怒っています。

「あの会社は理念はいいけど福利厚生が」とか「あの学校は先生はいいけどオフィスがだめ」とか一部の「ダメ」を見つけて萎えてしまう人がいます。

一つでもいいところがあればOKの「加点式の人」

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