見出し画像

タイパリフォームの考え方① #戸建教習所

戸建のリフォームで絶対に意識したいのがコストです。
誰もが「支出>収入」となるのは避けたいところです。

例えば、洗面台の入替を例に挙げます。
一般的な洗面化粧台は4~5万円もあれば、綺麗なものを入手できます。
もちろん、オークションなどで中古品や未使用品などを買えばさらに削減できます。
一方、設置費(工賃)となると、外注でプラス2万円ほどかかってしまいます。
そういったところを、DIYで仕上げてさらにコストダウンを図る手法があります。

ただし、私としては、水回りの工事に関してはできるだけDIYを避けたいと考えています。
水回りとは、キッチン、トイレ、洗面台、水栓、浴槽などのことです。
素人でも簡単にできる場合もありますが、「なんだか難しそうだから、全部業者さんにお願いしたい」という気持ちになるのも理解できます。
実際、知識がないと何でも難しく感じますよね。

ここで最も重要なのは、「住むのは自分ではない」という視点です。

この視点を持たずに、「業者に頼むと高いから」「DIYが好きだから」といった理由だけで自分で工事を行うと、後々かえってコストがかさむ場合があります。
賃貸経営においては、時間を大切にすることが非常に重要です。
もしDIYがどうしてもやりたいのであれば、そもそも賃貸経営の考え方自体を見直す必要があります。

時々、某テレビ番組で「一人で山に10年通って家を建てた」という話がありますが、それはあくまで自分で別荘のように使用する場合の話です。
この場合は何も問題ありません。

しかし、賃貸に出したり、売却したりといった目的がある場合は話が違ってきます。
賃貸経営では、「早く仕上げればキャッシュフローが回り、遅れればそれが遅れる」という考えが基本です。
つい自分でもできそうだと感じると手を出したくなりますが、それが逆にリスクとなりかねません。
経営目線で考える客観的視点も賃貸経営では養っていかなければなりません。
それではまた!( ´∀`*)

いいなと思ったら応援しよう!