長い目で見たときのリフォームワンポイント③ #戸建教習所
戸建はアパートより長く住んでくれます。
が、場合によっては家庭環境や生活事情が変わり、退去となるケースもあります。
そんなとき、大家目線では、原状回復にかかる費用が心配になってきます。
一般的に、ガイドラインが設定されています。
が、それでもトラブルは頻繁に生じます。
なぜなら、借主だけでなく、貸主ましてや仲介業者(管理業者)も理解できていないからです。
例えば、仲介業者目線で考えると、
クリーニング費は明確に金額を記載をするのが良いです。
大家目線で考えると、後々のエビデンス(証拠)のために、元々の状態の写真を撮っておくことが重要です。
また、入居者が過失なく、破損してしまうケースもあります。
例えば、ドアノブ付近は毎日触ります。だんだん塗装は弱くなってきます。
床のリフォームについては、クッションフロア(CF)が仕上がりがきれいで、安価と言われています。
が、棚やテーブルなどを長期間置いておくとだんだん凹んできます。
当然、原状回復は入居者には請求できません。
家具を置いているだけですので、普通に生活しているだけにすぎないからです。
法律の観点で見ると、『家賃もらってるのだから、その分は家賃で賄ってね』ということです。
それが嫌なら、家具を置いただけでは凹まない材質のもの、タイルやフローリングを使用するのが、
長い目線で見たときに重要な考え方です。
目の前のリフォームコストを落とすのはそれはそれで大事ですが、
5〜10年単位で考える視野もまた大切なのです。
(マンションの大規模修繕などは20〜30年で考えます。)
もちろん、それより早く手放す(相続や売却)可能性はありますが、
高級な材料を使用していれば、それだけ価値が上昇し、資産となります。
私は最近はリビング含め、できるだけフロワタイルという材料を使用しています。
これの優れている点は一部張替ができる点です。
リフォームのワンポイントは、古い型番を使用しないことです。
廃盤になっていると、一室張替になってしまうので、一部張替ができるメリットが死んでしまいます。
特に奇抜な柄は廃盤のタイミングが早いです。
今日はこのへんで!(・∀・)
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