見出し画像

リフォーム図面の大切さ #戸建教習所

今日は図面のお話です。
リノベーション時には、図面を準備するようにしています。
間取図に、自分なりにどういうふうに仕上げたいかを書きます。

理由は簡単に言うと、一つは自分のため、もう一つは職人さんのためです。
先に、「自分のため」について説明致します。

リノベーションをすると、途中で職人さんにプランの細かい箇所を聞かれます。
その際に、図面に書いてあったか、当初の見積に含まれていたか否かで
随分費用が変わってきます。
「あのときこう言ったでしょ」は証拠がないと証明できません。
つまり、エビデンスを残すと、「自分のため」になるわけです。
これは、職人さんと揉めないためにも必須なのです。
もちろん、変更追加をした際は情報を更新し、伝達を怠ってはいけません。
職人さんと関係性が深まってくると、ついつい怠りがちです。

次に、職人さんのためという話です。
職人さんの工程はざっくりいうと、
①現場調整→②解体→③電気配線→④設備・大工工事下地→⑤電気配線→⑥大工工事ボード貼→⑦電気工事穴開け→⑧クロス工事→⑨電気照明設置→⑩大工残工事

とはいえ、実際は一部がかなり前後します。
現場ごと、職人さんごとに対応も異なります。

そんなときに必ず必要なのが図面です。
それ、施主が用意するの?めんどくさくない?
とよく言われます。
そう、めんどくさいです。とっても(笑)
(面倒ですが、その作業が好きだから自分は出来るんだと思います)

でもそうしないとうまく自分の思い通りに、且つ、安価でリノベーションは仕上がらないのです。
ちょっとした色使いや設備の差で、家はずいぶんグレードが変わってきます。
そして、図面が存在しないとタイヘンなことになります。
必要なのはただ図面を作ればいいということではありません。
図面は3種類準備します。

ここから先は

693字 / 1画像

¥ 3,300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?