見出し画像

机上の空論を超えてトライ!~③ #戸建教習所

戸建のリノベーションを多数実施してきましたが、
必ずぶち当たる壁がデザインの部分です。

毎回同じような物件を造るのは面白くありません。
それならば、前回の物件の良かった点を分析して取り入れます。
すると、そこそこのデザインにはなります。

もっとも大事なのは実際の現場でシミュレーションすることです。
例えば、照明器具は自分でまず「この辺かな~」と飾ってみることです。

現場で見ると、机上で考えていたことが視覚的に見えてくるためイメージがついてきます。
が、自宅で様々なネットの参考画像を検索して、「これでいける!完璧!」と思っても、現場の空間に持って行くと、不思議なことに、「なんか違う・・・・」となるのです。
これは実際にリノベーションをやってみないと体感できません。

ペンダントライト♪

が、このような「現場合わせ」を怠ると起きる事故が多々あります。
小さな部材については、「やっぱりイメージと違ったな」と思ったら、ほかの現場に使い回せば済みます。
ほかにも、メルカリやらヤフオクで売るなど、小さな損失で済む対策はあります。

が、「キッチン本体の幅が狭すぎて入らない」、「建具の開く向きが逆だった」等、大きな部材のミスの場合、とっても処分に困ります。
処分できるまでは在庫として倉庫代がかかります。
不要なのにもかかわらず、処分するまで保有しておく必要があります。
その間もリフォーム工程は止まらないので、とにかく邪魔になります。
特にオーダーメイドのようなものはもっと損失が大きいです。

こういった、「基本すぎるでしょ!」「なぜこうなった?」と思う間違いもリフォーム現場では普通に発生します。

必ず、部材ありきでの現場合わせが大切になります。

それでは今日はこの辺で!\(~o~)/




いいなと思ったら応援しよう!