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アパート見学時のチェックポイント ~戸建と異なる視点~ #戸建教習所

珍しく戸建以外のお話も。
私もアパートを見学していた時期がありました。
基本的に部屋の中を見ることはできない(空室があれば別)ため、
アパートなど集合住宅を内見する際のチェックポイントは戸建とはまた異なります。

① 集合ポストの状態を確認

まず、集合ポストです。
これは非常に重要なチェックポイントです。
ポストに大量の郵便物が残っている場合、それが長期間放置されているサインかもしれません。
放置されている理由が入居者の不在や家賃滞納に関連している可能性があります。
もちろん、買付後にレントロール(賃貸契約の一覧表)を確認すれば詳細はわかることがありますが、現地の見学時にこういったサインを見逃さないことが、購入判断の早い段階で役立ちます。

② 宅配ボックスの有無をチェック

現代の生活では、通販の利用が必須となっているため、宅配ボックスが設置されているか、もしくは設置できるスペースがあるかどうかも重要です。
特に高齢者でも重い食品を通販で購入することが増えており、宅配ボックスがあるかどうかが家賃の上昇要因になることも考えられます。

③ ゴミ捨て場の利便性を確認

ゴミ捨て場の使い勝手も重要なポイントです。
24時間いつでもゴミを捨てられる環境であれば、入居者の満足度は上がります。
数日間、部屋にゴミを溜めておくのは誰にとっても嫌なものです。
ゴミ捨ての利便性は物件の魅力を高める要素です。

④ 入居率を確認

入居率も非常に重要です。
時には空室があるにもかかわらず、室内にカーテンがかけられている場合があります。
入居率はレントロールを調べれば充分と考えがちですが、しかし、売主が「満室」に見せかけるための一手で、購入後にすぐに退去されてしまうことも。つまり、レントロールでは不完全なのです。

私が実際アパートを購入した際、この「偽装満室」の可能性を排除するために2つのことを実施しました。

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