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火災保険の使い道と注意点

本日は全然いつもと異なるお話です。

火災保険は、「火災」以外にも使えますよ、という話です。
この事実は意外とまだまだ知られておりません。

もっとも、ボロ戸建の大家経験者であるなら当たり前にご存じかと思いますが、世間(賃貸建物の借主側)では認知は低いです。

物件を借りるときに「加入しないといけない」と不動産業者さんに言われたら、「ふ~ん、そうなのか」と思いながらも渋々加入していませんか?
少し、踏み切ったりする方は「強制ではないなら加入しない」という方向に舵を取るかもしれません。
ですが、大体は「ではその物件は借りられません。大家さんから加入が必須と言われているので」となり、別の物件を選定することになります。

それともは別に、火災保険は建物所有者(物件の貸主側)として、加入するものがあります。
入居者の過失等ではないことが原因で建物に損害を負ったときのためです。
具体例としては、台風による屋根破損や窓ガラスの損傷などです。

以前、大家側としてその火災保険を利用しました。
建物自体に付随する給湯器の盗難です。

なんと盗難でも火災保険は適用されます。
が、設置済みの証拠や使用歴や状態等はしっかりチェックされます。
今までは正常に設置されており、且つ使用できていた証拠が必要です。
具体的には写真や製品設置時の領収書等です。

最近は自然災害も多く、そういった詐欺も多々あるようで、
以前にも増して保険会社としてはかなりチェックを細かく行います。

とはいえ、大家は自分の身は自分で守らなければなりません。
また、知識も待っててはついてきません🙄
自分で取りに行く必要があります。

それにしても、盗難された給湯器ですが・・・・
「こんな狭い所わざわざ通って入って行くの?」という所に設置してありました。
そういった人目に付かない立地が狙われるようです。

単独犯なのか組織的犯行なのか、憤りは隠せません。
何よりも、それを再販したところで、数千円なんですよね。
つまり、リスクと合っていないのです。
ただの怨恨の可能性もあります。
が、一刻も早く犯人が逮捕されることを願っています。
(一応言っておきますが、↑の写真は別の物件のものです。盗難現場はまさに現在警察によって捜査中なので🤩掲載できません笑)

今後、大家側としての手立てとしては、防犯カメラの設置か、GPSの設置等しか対策はないでしょう。

ちなみに、保険金は全額+お見舞金も振り込んで頂きました。
いざというときに保険は非常に助かります。
日本人は海外の方に比べて心配性のようですので、保険に入りたがる傾向にあります。
自分も体験すればそのありがたみが良く分かります(笑)

今日はこのへんで!(`・ω・´)ノ


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